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第206話

BOUS経験者ならではの濃い会話を何気にしながら浴室にたどり着く2人。 「ふー、やっぱ風呂場寒いなぁ」 風呂場に入り両腕をすりながら呟くアキラ。 「あぁ、お湯の温度このくらいでいいか?」 風呂場の椅子をシャワーで温めて、そこに座らせながら、少し足元にかけながらきくみずき。 「うん、あ、髪濡らさないでな」 肩まで伸びた淡い栗色の髪をひとつに結んで、片手で上に抑えながらみずきに言う。 「あぁ、流すよ」 後ろからアキラをみると… 後れ毛が僅かにかかり… うなじのラインが色っぽい… あまり直視しないように、シャワーの湯をかけていく… 「OK!」 アキラは軽く返事して背中を流してもらう… 2人きりで… やはり裸のアキラがそばにいるだけでドキドキしてしまうみずき… 平常心平常心…そう心で唱えながら、綺麗なアキラの身体を流す。 「お前も流せよ」 不意に振り返ってみずきにいう。 「いや、先にアキラが済ませたらいいから…」 「そう?風邪引くなよ」 軽く首を傾げる。 「俺は大丈夫だから…」 「ま、そんだけ元気なら大丈夫かな」 そっとみずきに近づき、反応しているソコをチラリと見て、下から撫でながらからかうアキラ。 「ッ…アキラ!これは…き、気にせず…」 なんとかアキラの手をよけて… 慌てながら言うみずき。 「といわれても…気になるんだけど…」 「アキラ…冷静に、そう思うんだが、身体が勝手に…」 苦笑いなみずき。 傍にいるアキラが可愛すぎてドキドキする心が抑えられない… 「ふっ…やっぱり困った君だな、みずきのココは」 微笑みながらそうからかう。

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