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第112話

「…ウン、心配。…学校でアキラが…いじめられて、ないかとか…無事、帰って…くるだろうか…とか。心配するコトは、たくさんあるよ」 アキラの身体を愛撫しながら、にわかに呼吸を上げつつ微笑み応えるみずき。 「…ん、ハァ…ふフ、なん、か…小さい子の、ママみたい…だな、みずき…ハァ、ンッ」 吐息まじりに、笑っていう。 「…何にでも、なるよ、アキラの為なら…」 優しくアキラの唇へKiss、さらに口腔内へ深く絡み合い引き合う。 アキラの身体を撫で…そしてもう一度アキラの中心へ触れる。 「んン…」 快感に声を漏らすアキラ。 みずきはさっきのアキラの言葉を聞いて、ふと思う。 (…ママみたい) お母さん…。 アキラの口から親の話が聞けることは少ない… でも…母親の事に関してはほとんど口にしたことのないアキラ… 以前、今の母親は自分の母親じゃないと言っていたけれど…なら本当の母親は何処に? …まだまだ、アキラの事は知らない事の方が多い自分。 しかし…アキラのコトすべて知ることがほんとうにいい事なのか… ふっと、そんな考えがよぎったみずき… 「…アキラ…ン、俺は…アキラを、愛してる。もっと深く、アキラの事を知りたい…」 アキラの耳にキスし、そっと囁く。 いったん答えを待つように動きを止めて…アキラを見つめる。 「ン、ハァ、ウン…オレも、以外と…ンー知らないな、みずきのコト…」 アキラもみずきの動きに、息をつきゆっくり言葉を返す。 再び身体をつたうみずきの指… そして舌でアキラの胸の突起へ細かく刺激し…前を片指で摩りながら…快感を促していくみずき。 さらに、そっと後ろのすぼみをなぞり、刺激していく。

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