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第107話
それから2年が経ち浬と八尋は18歳になった
住まいを転々とし相変わらずのバイト生活だ
八尋は頭が良いらしくパソコンを使い結構稼いでいるようだ
そろそろバイトはいいかと八尋は辞めるつもりのようだ
八尋がパソコンに向かっている間は浬が家事全般をやっている
さながら八尋の嫁のようだ
まぁ実際嫁のようなものだろう
あれから二人は恋人となった
八尋は最初は迷っていた
浬を憎んでいたのに最終的に恋人となるのに抵抗もあった
けれど浬と生活していく内に浬が八尋の支えになっていたことは確かだった
だから恋人になることを受け入れたのだ
「八尋まだやってるの?」
「ああ、もうちょっと」
相変わらずずっとパソコンに夢中になっている
手元には何やら書類ももっている
それには浬も呆れていたが何を言っても変わらないため放っておくことにした
「いっ…!!」
「どうしたの?」
八尋が突然声をあげた
それから漂ってくる微かな血のにおい
書類で指を切ってしまったようだ
「絆創膏持ってくる」
「いい、それより……舐めていいよ」
「………っ!!」
八尋の申し出により浬は唾をごくりと飲んだ
そして八尋の元へ近づくと彼から血が滴る手を差し出された
「いいの?ほんとに」
「ああ」
浬はそっと傷口に唇を付けペロリと血を舐める
しかし傷は深くはなく血はすぐに止まってしまった
だが浬は舐めるのを止めない
八尋の指にしゃぶつく
「……っ!!お前エッロ」
八尋はひたすら指を舐める浬を見つめる
時折上目使いで八尋を見ながら八尋の反応をうかがっているようだ
兄を殺した吸血鬼と同じように瞳を赤く染めるが
全く恐ろしさも憎しみも感じられなかった
寧ろ漂ってくる色気が八尋をゾクッと身体の中を震えさせる
それにずっと一緒にいる内に浬が本当にいい嫁だと思うようになっていた
自分に尽くしてくれていつも文句も言わないで家事もして傍にいてくれる
これほどいい嫁が他にいるだろうか?
そしてそんなエロい浬に八尋のソコはすっかりその気になっていた
そして我慢出来なくなった八尋は指を2本口の中に増やし浬の口内を犯す
「ん…ふっ……んん……」
八尋に応えようと浬は一生懸命に舌を動かす
そんな浬が可愛くてもっとエロい姿を見たいと
八尋は浬の口から指を引き抜きその場に浬を押し倒す
そして浬の孔に彼の唾液でベトベトになった指を挿入する
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