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1日目

知らない部屋だった。 築60年は経っていそうな古いアパートの一室。6畳くらいの和室の隅っこで、おそ松は1人、体育ずわりをしていた。 パチンコや工事の音がひっきりなしに聞こえ、何もない部屋が余計に寂しく見えた。 知らない部屋だが、何故か見たことかある気がした。 ガチャっと金属音がした。 ドアノブがゆっくりと回る。 扉が開く動作に比例して、心臓が跳ね上がる。 (ーーこわい、こわい、こわい、こわ) ハッとおそ松は目を覚ました。

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