「ぁ、あ…イきたいぃ…っ、けど、イけない…っひっく、うっ」 「射精してぇのか？」 「うんっ、うん、したい…っっ」 情けない声を上げながら、コクコクとおそ松は頷く。男が近づく気配がする。 「ああ…確かに、これじゃあキツいなぁ。パンパンに膨れて、リングが食い込んでやがる」 「ひあぅっ！！」 リングの周りを指先でなぞられる。その刺激だけで、おそ松の体は震える。ククッと男の喉が鳴る音がした。そして、不意におそ松の唇に、男の指先が触れた。 「じゃあ、何をしたらいいか、分かるな？おそ松」 唇を撫でながら、男のざらついた声が、おそ松の耳元で囁いた。 おそ松は、男のズボンのチャックを口で下ろした。視界が塞がれているため、鼻先や頬を擦りつけて、目当てのモノを探す。 スンと汗臭い独特な匂いがした。けれど、そんなことは気にならなかった。今はただ、早く射精させて欲しかった。 男の下着を噛み、下へずらす。うまくいかず、何回か繰り返し、ようやく男のイチモツが顔を出した時には、顎が疲れていた。しかし、それで終わりではない。赤く湿った舌先を伸ばして陰毛に隠れる男のイチモツを口に含む。勃起していないそれを何度も何度も舐めあげ、吸って、刺激した。 「はっ、うまくなったなぁ」 優しく男が、おそ松の頭を撫でる。 心地よかった。 その手は項を通り、背骨に沿って下りて、尻まで到達した。ひくつくアナルへ無遠慮に指が押し込まれる。 「っ、ひアァ！！」 「もう痛くねぇだろ？」 思わずペニスを口から離し、大きく喘いだ。ここ数日、開かれたソコは、薬の影響も相まって、まるで性器のように男の指を美味しそうに銜え、きゅうきゅうと指を締め付けた。快楽だけが、ソコにはあった。 「ほら、早く俺を勃起させろよ。ここにぶち込んで欲しいだろ」 「んむ、ンンンっはぁ、んん」 ガクガクと腰を震わせながら、おそ松は必死になって男のペニスを舐めた。 そして、口に含めないほどペニスが膨らむと、口からズルリと抜かれ、足首を掴まれた。ぐるりと勢いよく男の方へ体を向けられる。 いきなりズブッとペニスが刺し込まれた。 「ヒュッ、―――アアァああアッ！！！」