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第236話
「セックス、痛いの…?」
「痛いかもな」
「うぅ…」
「なるべく、ユキが痛くないようにはするよ」
「うん」
ユキの体を洗いながらそんな話をする。目の前にユキの胸があって、ピンク色したそれに泡だらけになってる指を這わせた。
「…ぁっ…だめっ」
「んー?」
「うぅ…あ、んっ…ダメなのっ」
「ん、あとはベッドな」
体を泡で包んでからシャワーで泡を流す。するとユキが足を擦り合わせて顔を赤く染め恥ずかしそうにしてる。どうしたんだ、と聞く前にそれに目が行って成る程。と頷いた。
「…うぅ」
「もう勃たせてんの?」
それを指摘するとユキがしゃがんでやだやだと首をふった。
そんなんでセックスできんのかよ。
「恥ずかしくないって。」
「命、意地悪…」
「悪かったって。」
ユキを立ち上がらせてそのまま二人で湯に浸かる。
ユキは暖かくて気持ちよかったのか俺に凭れてふぅと息をつく。このまま寝ちまいそうな勢いだけれど俺にとっちゃ特別なイベントがこの後に待ってる。
「寝るなよ」
「寝る、しない…」
コクコク頷くユキの目は閉じられていて本当かよと苦笑をこぼした。
風呂を上がって髪を乾かしベッドに行く。
「どうしたら、いいの…?」
「俺のいう通りにしてろ。大丈夫だから」
「う、ん…」
「怖かったり、痛かったりしたら言えよ。」
震えてるユキの上に覆い被さりユキにキスを落とす。ユキの唇を舐めて薄く開いた口内に舌を入れる。ぎゅっと目を瞑るユキは緊張していて舌を絡ませてもなかなか応えてはくれない。
まあ、仕方ないか。と思いながらユキの着ていた上の服の裾から手を入れ素肌を撫でる。ユキはビクッと震えて目を開けた。口を離しユキの服を脱がそうとするとユキは途切れ途切れに話し出す。
「…恥ず、か…しい…っ」
「そうか?」
「僕だけ、裸んぼ、やだ…」
「ん。」
じゃあ…と上の服をバサリ、脱いでみせるとユキは顔を赤く染めて俺から視線をそらす。それが可愛くてつい…いじめたくなる。
「何で目ぇ逸らすんだよ」
「…だってぇ…」
「んー?」
ユキの耳に舌を這わせ耳たぶを甘く噛む。途端鼻から抜けるような声を漏らしたユキはそれに焦ったように手で口を押さえた。折角声を聞きたいのに押さえられては勿体無い。ユキのその手の甲にキスを落とし、大丈夫だと笑いかけるとブンブンと首を左右にふった。
「…ユキ、手邪魔…」
「んー!」
「あっそ…」
邪魔って言っても退かそうとしないユキに知らないからなと1度軽く息を吐き、それから露になってるユキの胸の飾りを口に含んだ。
「んんっ……んやぁっ……はぁ…」
もう片方のそれは指で撫でたり摘まんだりと刺激をする。すぐにぷくっと赤みを帯びて乳首が尖る、その先をツンツンとつつくとユキは口から手を離して俺の手を退ける為に手を重ねてきた。乳首から口を離しユキの顔をみると不安な目が向けられる。
「…やぁ…ダメ…っ…ビリビリしちゃ…あァッ…!」
「いいんだよそれで」
「…変な声、でちゃうぅ…んっ…」
「変じゃねえ。可愛いよ」
そのままユキに口づける。舌を絡ませるとさっきよりかは応えてくれるようになって自然と頬が緩まった。
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