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第238話
指を少し曲げてみたり、それに荒い呼吸を繰り返して反応するユキ。そりゃあ中に指突っ込まれちゃそうかもしれねえが、ユキはもともと敏感だからなぁ。
指一本くらいなら難なく動かせるようになって、2本目。1度指を抜きもう1本添えてローションを足し、また中に挿入する。ぐちゅっとローションのせいで音がなってユキは恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「…は…ひぁ…は…、ふっ…」
「キツい?痛くねえか?」
「い、たくない…、…は、あ…」
でも、キツいんだ?
眉間にシワが寄ってる、そこに口付ければそれはなくなって、ユキはヘラりと笑った。
「…あのね、ちょっとだけ、苦しいけど、…嫌、違うよ…?」
「うん」
俺はその言葉に安心して、指が動かせるようになってから指をバラバラに動かしたり、前立腺を探してみたりしていた。
「…はぁ…はぁっ…、…ひぁ…ぅ…」
「気持ちいのか?」
「…あ、僕、変っ…?」
「変じゃねえよ、可愛い。」
そうして動かしているとユキが突然さっきまでとは違う甘い甘い声を漏らした。
「…ぃ、や…何ぃ…っ…」
「…これ?」
「ぁ…あ!いや、だめぇっ…だ、はぁぁ、っ…きゃぅぅ…っ」
ぷっくらしたそれを見つけてそこをスルッと撫でるように触れるだけでそんな反応を見せられて、俺の性器から先走りが溢れた。下着を濡らして気持ち悪い。
「や、それ、だめぇっ…」
「ああ。こっちは?」
「あぁぁ…っ!!」
指をグンっと奥まで挿し入れるとビクビクと震えるユキ。ユキの性器からもたらたらと先走りが溢れていた。
感じる場所がわかって、でももう少し解してやらないと痛いかもしれないと思い、指をもう一本プラスして中に埋める。さっき大分感じたお陰か、中が少し緩くなっていて難なくそれを受け入れてくれる。
「あ、あっ!!」
ぐるりと1 1周中を拡げてから指を抜くと広がるそこがヒクヒクと動いた。
「ユキ、もうこれ、入れるけどいい?」
「…う、ん…」
「何回も言ってるけど、痛かったら言えよ。苦しいとか恥ずかしいとかなら止まんねえから。」
「うん…」
ユキにキスをして、そのまま抱き締めた。
やっとだ、と思うと胸が熱くなって泣きそうになる。
まだ自分の足を抱えてるユキにもういいよ、と離させユキの足を俺の腕で閉じられないように止めて…
「……入れるぞ…」
自分のそれをユキの穴の入り口にピタリと合わせる。体を固めたユキだけれど、額を撫でると思い出したかのように深呼吸を始めた。
「そのままな…?」
「う、ん」
ぐっと腰を押し進めた。
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