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第81話 R15
触られたことでまた少し大きくなった俺のを面白そうにユキが見るから、流石にだめだと思いトイレに行って抜こうとしたのにユキはやだぁと俺についてくる。
「一人、やだ…」
「うっ…」
今は俺の足にしがみついて見上げてくる、そんな姿でさえ堪らなくなる。
「ユキぃ…」
「おちんちん…触ったの、怒ったの…?」
「怒ってないけど」
でもこの件についてはお前のせいでもあるからね?と少し責めるような気持ちが存在しているのも本当。
「でも、僕の、おちんちんも…お空…向いてるの…」
「……また俺に抜けって言うのかよ」
額に掌を付けはぁ、と溜め息を吐く。仕方ない、ユキのを抜いて力が抜けてるところを見てトイレに逃げることにしよう。そう思いユキのズボンと下着を脱がせた。
***
「ふぁ…ん…ん!…ぁ、んっ!」
ユキのを触ってやると声を漏らして無意識にだろうけど腰を揺らしている。さっきから胡座の上に座らせたユキの背中に俺のが当たってもう正直辛い。
「ひっ…あ…ぁ…」
「気持ちい?」
「…う、ん……気持ち、ぃ……」
俺の胸に凭れてだらしない格好。くちゅっと卑猥な音がなる。
「…あ!…ぅ…出ちゃ…」
「いい、出せ」
「ひ、あ……あっ…!」
イったユキは力を抜きダラリとしたまま寝転がる。そんなユキのモノについた液体と掌のものをティッシュで拭って早々にトイレに逃げた。
「…はぁ」
俺の息子は完全に勃ちあがっていてよく我慢したなと褒めてやりたい。
自分のモノの処理を終えてリビングに帰るとぐてっとしながらも、ちゃんと下着とズボンを履き終えたユキが俺を睨んでいる。というか本人はそのつもりなんだろうが、全くと言っていいほど怖くなくて、むしろ何とも言えない可愛さがある。
「…僕…一人嫌…言った……」
「トイレくらい一人で行かせてくれよ」
「でもぉ…」
ユキが俺のもとにとてとて近寄ってきて足にしがみつく。よかった、落ち着いたから今はただ純粋に可愛いと思うだけだ。
「寂し、い…」
「わかったよ」
ユキを抱き上げてコツリと額を合わせる。驚いて目を閉じたユキにクスクス笑いながらキスをした。
「寂しくないように、ちゃんと傍にいる」
「嘘、つく、違う…?」
「ああ、嘘は吐かない。」
そう言うと俺の首に腕を回して嬉しそうに笑い、今度はユキから何度も何度もキスを与えられる。
「……命、好きぃ」
「俺も…好きだよ」
って、優しい時間を過ごしていたのに───…
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