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第2話

「はい、ももちゃん。シャツの裾、口で咥えてー、そうそう。ももちゃんの乳首立っちゃってかーわいい♪ほら、しっかり足も広げてー」 黄央くんはまるでカメラマンがモデルに指示をするようにファインダー覗きながら、僕に指示をした。 僕は真っ赤になりながら、机の上でシャツの裾を口で咥え、秘部を晒しながらM字開脚していた。 もう恥ずかしくて、死にそう…。 シャッターを切る音が響く。 「はぁ~、いい写真撮れた!ありがと!ももちゃん」 お、終わった…色々終わった… 僕は足を閉じようとすると、黄央くんはそれを止め、にこりと笑った。 「撮影は終了。でも本番はこれから」 「え?」 黄央くんはズボンのチャックを開けて、自分の大きくなったモノを取り出す。 「最後だし、ね?」 「ま、待って…慣らして…慣らしてから…っあぁあ!!」 僕の穴は黄央くんを受け入れた。 痛いけど…。 「ももちゃん、相変わらずきつきつ…っ」 「き、黄央く…ん、あぁ…」 「生徒ので気持ちよくなっちゃう先生って…先生としてどうなのぉ?」 黄央くんは完全なSモードに入っている。 そして、僕も完全にMスイッチが入っている。 「ぼくは、先生失格ですぅ…。だから、黄央くん、僕にお仕置きして…」 黄央くんはニヤリと笑って、腰を思いっきり打ち付けてきた。 「ももちゃん、起きて」 ぺちぺちと頬を軽く叩かれ、僕は目が覚めた。 もう体中どろどろ、節々が痛い。 「ももちゃん、最後にいい思い出ができた。ありがとね」 そう言って、一眼レフの画像を見せる。 明らかに事後といった写真もあり、目も当てられなかった。 「さ、現像してこよーっと!」 「ま、待って…現像って…」 黄央くんはくるりと振り返り、ニヤリと悪戯っぽく笑う。 「アルバム用と販促用に現像するんだよ」 販促用…? 僕がぽかんとしていると、黄央くんはくすくす笑って、「売る用ってこと!」とのたまった。 「だ、誰に…?!」 「えーっと、黒崎でしょ、白馬(しろま)でしょ、涼と紫音!」 「それって、生徒会全員ってこと!?」 「みーんな、ももちゃんのファンだからね」 「黄央くん…ゲスだよ…」 「えー?ももちゃんこそ、ゲスじゃん?俺、ももちゃんと紫音の関係知ってるんだからね?」 僕はぎくりとした。 黄央くんは、知ってる。 僕と紫音くんの秘密を…。 「でも、安心して?ばらすつもりないし。墓まで持ってくつもり。じゃあね、ももちゃん♪」 黄央くんは颯爽と何事もなかったかのように、教室から去っていった。 机の上に精液まみれになった僕を置いて。 ハンドタオルを濡らして、体を拭き、服を着直した。あぁ…黄央くんの精液、出てきそう…。やっぱりトイレで出しておけばよかった…。 お尻に違和感を感じながら、紫音くんを探した。 紫音くんが立ち寄りそうな所を考えた。 紫音くんは文武両道の完璧人間。 地位も名誉もおまけに人徳もあった。 あ!紫音くんは剣道部だったはずだ。 もしかしたら、剣道部の部室にいるかもしれない。 僕は早歩きで、部室に向かった。(走るとさっきの残りが出てきてしまうから…) 部室棟はしんと静まり返っていた。 他の部員たちは校庭で三年生たちと最後の挨拶をしている様子だった。 青春だなー。僕はあんな青春なかったから、羨ましいな。 剣道部と書かれたドアをノックして、開けると二人の三年生が部室の椅子に座っていた。

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