5 / 13

第5話

「え…っと」 急な告白に僕は固まった。 「俺じゃ、だめ?」 うう…涼くんの少し潤んだ瞳が切なすぎて、見れない…。 「だめっていうか…その、僕、頼りないし、生徒にヤられるクズだし、27才のアラサーだし、涼くんみたいなかっこよくて良い子には釣り合わないよ…」 「俺はももちゃんが好き。それだけじゃだめなの?」 いつにも増して、素直さ一直線な涼くんをうまく拒めない。 「……ご、ごめんなさい…」 僕は小さな声で謝った。 涼くんは泣きそうな顔で僕を見ていた。 「……困らせて、ごめん。ももちゃん」 「いや、大丈夫だよ…応えられなくてごめんね」 涼くんはふるふると首を横に振った。 「ももちゃん、最後に俺のワガママ聞いてくれる?」 そんな潤んだ目で見られたら、拒めない。 「うん…何でもきくよ」 その言葉を聞いて、涼くんはようやく笑顔になった。 「俺、ももちゃんとキスしたい」 「え」 「だめ?」 う、そんな子犬のような目で………。 でも、何でも聞くなんていってしまった手前、断れない。 「……分かった。いいよ」 「やった!」 涼くんは、太陽のように明るく笑った。 キスする前に、僕は口をゆすいだ。 あの浪くんと白馬くんに散々口の中を犯されたので、ゆすいで、せめて綺麗な状態で涼くんとキスしたかった。 「先生、大丈夫?」 「う、うん!大丈夫!」 「嫌だったら、俺、やめても…」 「嫌じゃないよ!全然!!」 あれ?何か僕の方がすごくキスしたい人みたいになってる気が…。 「ももちゃん、ありがとう」 涼くんは僕の頬を両手で包んで、唇を重ねた。 押し付けてくるような荒々しいものじゃなくて、優しい優しいキスだ。 「んぅ…りょ、うくん…」 「ももちゃん…」 これで、涼くんともお別れか…。 そう思った時、体を密着させていたため、たまたま手が涼くんの股間に当たってしまった。 何やら、固いものに手が当たったような…。 下を見てみると、黒い競泳水着はぴっちりとしているため、そそりたつモノがくっきりと見えてしまった。 涼くんは恥ずかしくなったのか、ぱっと両手で股間を隠した。 「ごめ…っ!ももちゃん…、その、これは…」 僕は慌てる涼くんが何だかすごくかわいく見えた。 僕はそっと涼の手を退けて、涼くんの前にひざまずいた。 「涼くん…良かったら、抜いてあげよっか…?」 「え…」 涼くんは明らかに狼狽したが、しばらく考えると小さく頷いた。 僕は涼くんの水着を下におろした。 立派なモノがぼろんと出てきた。 なんでこの学園の生徒会の子達は、みんなご立派なモノを持ってるんだろ…。 僕はゆっくりと涼くんの陰茎を舐め始めた。 まず、筋を舐めて、それからてっぺんの鈴口をぱくりと食べて、口の中で転がす。 「ん…っふぁ…も、もちゃんっ…!」 「ほぅふん?はいほーふ?(涼くん?大丈夫?)」 口の中に含みながら、涼くんのこと心配していると、さらに涼くんの体はびくりと反応する。 「あ、喋ったら…!」 僕はさらに喉の奥まで涼くんのモノを飲み込んだ。 「あ…ヤバ…その喉の奥…っイキそう…!!」 「いっへいーほ?(イっていーよ?)」 「あ…喋ったら…で、出ちゃうって…」 僕は口に入れた涼くんの陰茎を吸い上げた。 「あぁ…っイく…!!」 涼くんは僕の口の中で果てた。

ともだちにシェアしよう!