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第26話 僕、淫魔です!-Ⅷ- -4-
「……ミカ、僕に"ご飯"、頂戴……?」
そして泣きながら口を大きく開いた僕に、ミカは羽を仕舞ってクスリと小さく微笑むとペニスを差し込んでくれた。
「ん、んぁ……ぅ、ちゅぷ……ちゅ、ちゅ……」
「そうだ、シャル……舐めるの上手いな」
「んふぅ……んぁ、あ、あッ……。ちゅぶ、ちゅぶ……」
「……くそッ。気持ち良いのに……すげぇもどかしい……」
まだ腕を縛られたままだから、差し込まれたミカのペニスに舌を伸ばして輪郭をなぞり、刺激を与える。
自分の舌から分かるミカのペニスの熱や、湧き零れる先走りに僕の舌の動きが早まる。
先走りが溢れ出る先端の窪みに舌を尖らせて、えぐる様にミカに強請る。
もっと、もっと、大量に、早く、ミカのが欲しい。
「ミカ、欲しい……欲しい……」
そして万歳して両手を頭上で縛られて、仰向け大の字の状態の僕の中心に後方に下がって陣取ったミカ。僕はそんなミカに釘付けになった。
だって……僕のアナルに宛がわれたミカのペニスの先端、とっても……熱い。
浅く"ちゅぷちゅぷ"と挿入する素振をされると、僕のタマが"きゅぅうん"って期待感で甘く上がって先走りがどんどん溢れてくる。
ご馳走を前にして、ダラダラとペニスの涎が止まらない。
そんな感じでミカを見ていたら、更に"ちゅぷくちゅ"と擦り付けられ、煽る様な視線をミカは僕に向けてきた。
ミカ、ズルい。僕がミカのを欲しがっているの、楽しんでる……。
「ミカ、ちょうだぃ……」
「ん~~……?」
とぼけた声を出して、浅く"ちゅぷちゅぷ"……と僕を焦らして……。
「~~ミカのイジワル!!」
そう言って僕はアナルに浅く咥えさせされているミカの熱く濡れたペニスが早く欲しくて、淫魔の尾を使いミカの腰を引き寄せ、自らアナルへとペニスを挿し込んだ。
熱くて太くて長くて硬いミカのペニスを、僕は遂に迎え入れられた。そして……
―ぶちゅ!……ぐちゅ、ちゅ……。…………ぴゅうっ!! びゅる、びゅる、びゅる……
「……っ! ンぁ!! あぁん! ~~!!」
「何だ? シャル、トコロテンか?」
そう……、一気に突き抜ける様な閃光に似た快感に、僕は射精していた……。
ミカの前でペニスをビンビンに勃起させ、アナルに望んだペニスを挿入した快感で小刻みに震えながら、僕は最初の吐き出しの後はドロドロと精液を先端の割れ目からゆっくり溢れさせた。
「……ぅ、ぁ、あ……あん……ン……」
挿入して咥えた……と言っても、ミカの先端の最初の方だけだ。
だから、僕はミカをグイグイ引き寄せて何とかカリを飲み込もうと腰をくゆらす。
「シャル~? よっぽど欲しいんだな……。はは……。……なら、ほらッ……!」
―ぶちゅ……ン! ……ニュル……ヌリュ……ニュリュリュリュリュ……ぐぷっ……ぐりゅりゅりゅぅ……
「ふッ……に、ゃ、ぁ……!? あ、ああッ……!?」
ミカが僕の動きに合わせて中に生のペニスを押し込み、先端を全て埋め、そのまま僕をグイグイ挿し貫いてきた。
腰を掴れて固定され、強くペニスで押し開いていくミカの挿入に、僕は息苦しさと同時に甘高い声が漏れた。
「ふぁっ……、ふわぁあぁッ……! ぅうぅっ……ううー!!」
「ははっ……シャル、ほら……望み通り奥まで……貫いた……ぞ?」
―ぐにゅッ! ぐちゅン! ぐッ……ちゅん!!
「ひぃん……! ぁ、ああっ……ミカ、ミカで奥があつぃ……! ぁつぃよぉっ……ぁ、あ、ああッ……」
ミカの硬い生ペニスで内壁を強く擦られるの、気持ちいぃ……!!
抽挿されるミカのペニスの動きに合わせて僕の腰が快感を追い、欲して揺れる。
そして生まれた快感は僕のペニスの先端から液状になって溢れ、流れ、歓喜に何度も震えて……
「―……み、ミカ……出る……! 僕、お尻でだけでイくッ……!! イク……!」
……強い迸りを生んだ。
「んぁ、あああぁ! ああっ!! ……ミカっ。ミカぁっ……! ミ、カぁ……」
―ぶびゅっ!! ぶゅびゅぅうう……!
「ふぁぁッ……んぁ、あぅ……っ……んんぅ!」
前方のペニスから白濁を高く吐き出しながら、僕はミカのペニスを"ぎゅっぎゅっ"と強く何度も咥えた。
そして対面で覆い被さって、僕の白濁を下から腹部へと受けているミカのペニスの質量が上がったと思ったら……
「……俺も……ッ……シャル……!」
「な、なか、だよ!? 絶対、中に出して……! 僕から抜いちゃヤダからね……? ね? ミカぁ……」
「分かってる……シャル……」
そう優しく言い、僕の額にキスをしてからミカは僕の内部を強く抉り始めた。
熱塊に歓喜し、僕はミカの動きに合わせるように勝手に腰を動かした。
そして僕のナカ……奥に熱いモノが放出された。
ミカのが注ぎ込まれ、僕の内部がそれを喜んで吸収している。
緩やかな擦りつけをされ、いまだ流れ出ている彼の体液が嬉しい。
「んっ、んっ……はぁ、ん、イイよぉ……」
「……シャル、俺の……美味いか?」
「ぅん、ミカの、美味しい。……ちゅ……ちゅうぅ……」
僕は注ぎ込まれたミカの新鮮な精に素直に感想を述べながら、使用済みゴムにキツク歯を立て、表面を破って中の精を吸い出そうとした。
「……シャル、それはダメだ」
「……?」
しかし、歯でゴムを破る前に、ミカは僕から齧っていたゴムを取り上げた。
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