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第28話 僕、淫魔です!-Ⅸ- -1-

今、傭兵団の団長のリオと僕とレウは海に来ているんだ! 休日のリオと海で遊ぶ!! レウは早々にどこかに遊びに行っちゃった……。 いや、実は気を利かせてくれたのかも? ちなみに今回、リオとシちゃうのは男娼としての報酬の蒼玉無し! オフなリオに特別サービスなのだ!! まぁ、僕はリオが一番好きだから~……本当は蒼玉無くしても良いんだけど、『ルール』って大事だからさ、色々しょうがない。 でねでね、僕ね、この日の為に色々準備して良い子で待っていたんだよ、リオ! 「―……シャル、女物の水着似合ってんな」 「リオっ……! こ、これはエストがっ……僕にはこっちの方が似合うって……!」 「まぁ、そうだな。似合って可愛い。んじゃ、泳ぐか」 「う……うん! ありがと! 泳ぐっ!!」 ……でも本当の理由は、この格好で僕が居ればリオに男女が群がらないで独り占め出来るって……エストが教えてくれたから……。 今だって、こっちを見ている数人の男女……熱い視線が上だから、僕じゃなくてリオを見ているのバレバレ!! 「ふん。リオは僕んだもん……」 「ん? 砂でコケそうなのか?」 腕にキツク引っ付いた僕に、リオの勘違い発言。 上はオフショルのヒラヒラで無い胸をカバー、下はリボン紐の小さめビキニ。 「でもお前……アレはどーした?」 「あのね、エスト……に前貼り、お願いしたの。えへ!」 そう言ってリオに見える様に水着の下の脇をずらして、股間の前貼りをチロッと見せる。 「ねぇねぇ、リオはー僕が有るのと無いの、どっちが好き?」 「ん~~……可愛くてえっちぃシャルならどっちでも好きだぜ」 「!!」 んも~~! リオったら!! リオったら!! リオったら!! 「リオ、大好き~~! 泳ぐ前にカキ氷食べてみたーい!」 「おう」 ―……あのね、僕はこの傭兵団の団長さん……リオに、『男娼』として仲間にしてもらったんだ。 彼との出会いはとある真夜中の廃教会。 僕は目覚めたばかりの腹ペコ淫魔で、酔っ払った状態で教会のベンチで団長が高いびきをしている彼を僕は性的に襲ったんだ。 だけど逆にリオに返り討ちの、アナルでのお仕置き調教されちゃってネコ専淫魔の僕が出来上がっちゃったのさ。 んで、行き場の無い腹ペコな僕をリオが拾ってくれて、男娼として団員全員からご飯として精液を貰って幸せな生活を送ってるって訳。 男娼をする時は、傭兵団のみんなから蒼玉交換して、それが僕の値段。 蒼玉は団長か副団長から買って、僕とする前に渡すのがルール。 これで僕が何回ご飯行為をしたかとか、不当な扱いを避ける効果もあるし、蒼球提示で団員だって判断出来るしで……まぁ、重要なアイテムなのかな。 あ。でも僕、表向きは傭兵団お抱えシスターなんだー。 普段着がシスター服なの。それは廃教会で見つけたシスター服の方が、淫魔としてのデフォ服よりまともそうに見えるから、ってのが始まり。 女装は趣味じゃないけど、嫌いじゃないし……僕の衣服を調達してくれる副団長の趣味が男の娘を愛でる事でさ。 だから? そのまま僕の服装は女物が多い……ってか、全部? 「お嬢ちゃん可愛いから、シロップおまけだ!」 「わぁ! ありがとう御座いますー!」 淫魔としてこういった食べ物は食べなくても良いんだけど、エストからリオ団長と食べると良いと……ムフフ展開を教えて貰ったのだ! だから僕は食べながら人気が無いトコロに歩いて向かい、海を眺めながらリオとカキ氷を堪能した。 鮮やかな甘いシロップに冷たい氷……なかなかイイかも? そしてリオをチラと見て…… 「リオー! カキ氷で舌が真っ赤!」 「そーいうお前は青いな」 舌を出し見せ合いながら笑い、僕はリオの肩に手を置いて伸び上がり、舌を出したまま顔を近づけた。 ね、リオなら察してくれるよね? ―すり……くちゅ…… 「ん……ぁう……うぅ、は、ん、んちゅ……」 「ふ……ふふ……くすぐってーよ。ん……は、は……は……ぁ……」 お互いのカキ氷のシロップで染まった舌を絡ませ、吸う。 うーん、ぬるぬるグネグネきもちぃい~~……。 リオ、もっともっと僕と甘々なベロちゅーして! 「……ぁッまぃ……はぁはぁ……」 「シロップの色、まだ舌に残ってンな」 「んじゃ、もっとベロちゅーしよーよぉ、リオ~~」 そして残りのほぼ水化したカキ氷を飲み、再びニチニチと舌のシロップの部分を擦り合わせる。 うふふ。氷で舌がまだ冷たい……。 「んっ、んっ……ふ、ふぅ……ふぁ、は、はぁ、はぁ……んちゅ、ちゅ……ンぁ、あ……」 リオに体重を掛けて、リオも僕に腕を回して受け止めてくれて……露出した汗ばむ肌が擦れ合うのが気持ちイイ……。 「―……えっろい気分になってキただろ、シャル」 「ん……。僕、リオとたくさん舌つけチゥしてえっちぃ気分……なった。はぁはぁ……」 リオが水着の上から僕のペニスがある位置を触ってる……。 前貼りされてるけど、そこが熱く、ジクジクとした熱が溜まっているのが自分でも分かる。 だから僕も水着の上からリオの熱くて……硬くなっているペニスを撫でる。 「……リオ、お昼ご飯頂戴」 そう言って僕は口を大きく開け、舌をチロチロと手招きする感じで動かした。 「はッ……舌で俺のを誘いやがって……ホラ、奥まで上手に咥えろよ」 「ふふッ。だって欲しいモン。……は……は……ぅちゅ、じゅ、じゅるッじゅ……リオのおっきぃぺにちゅ、おいチィ……じゅる、じゅぼ、れろれろ……ん~~~っ」 リオは僕の誘いに直ぐに乗ってくれて、口の中にペニスを挿し込んで腰を動かし始めた。 「ふッ、ふッ……は、はっ……は、は……」 「~~~! ――!! ~~~!」 "ドチュドチュゴツゴツ"と僕の喉奥にリオの熱いペニスの先端が強く当たる。 理性が半分以下になったリオの本能のがっつく動きに、僕、きゅんきゅんしちゃう!! 上下の唇はもう僕の唾液とリオの先走りで濡れて、柔さと滑りが気持ちイイでしょ? 僕、上手に咥えてるよね? そんな感情を乗せて、上目でリオにニッコリ。 するとリオの身体が"ブルッ……"と震えて、ペニスの熱と質量が上がったと思ったら、後頭部を持たれて股間に押し付けられた。 目の前にリオの陰毛が迫り、僕の顔をちくちくサワサワとしてくる。 突然の事だけど、僕、興奮しちゃう!! だって、だって…… リオ、キたんだね!! ―びゅる! びゅー! びゅー! びゅるるッ! びゅる!! 「ん――! んン――!! ンンッ!」 口の中でリオの射精が始まり、僕の頬は直ぐにぱんぱんに膨れた。 とにかくゴキュゴキュと喉を鳴らして一生懸命たくさん飲んだ。 口内がムワムワとリオの白濁臭が充満して、頭の中がとにかくリオの美味しい精液の事しか考えられなくなる。 「~~ンむふぅ~~……フーフー……フー……」 美味しい! 美味しい! リオの精液美味しい!! 夢中でリオの精液を摂取していた僕。 リオのモノを飲み終わって、満足して唇を舌で舐めまわしてリオを見上げたら、ひょいと立たされた。 そして彼の手が僕の股間に伸び、弄りだした。

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