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まぼろし

※最初、女性との性行為少々有り その後妄想シーン少々有り ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー うるさい。 「…っあ……は、あんっ」 耳障りな声に思わず顔を顰める。 「んんっ……きもちいっ…」 ああ、そう。 よかったね。 「……そう?」 一応反応しておく。 まあ、俺も気持ちいいかって聞かれたら気持ちいいよ。 アンタの声は聞いててあんまりいい気分じゃないけど。 そう言えば奏斗のあの顔、結構よかったな。 あの綺麗な顔、綺麗な黒髪が、土や自分の吐いたもので汚れた奏斗。 俺はふと目を閉じた。 俺の下にはカナがいた。 目を涙で潤ませて俺を見上げていた。 俺が奥を突くとカナは身体を捩り、甘い悲鳴を上げる。 『やあっ……あぁっ…!』 シーツを力いっぱい握って、耐えているカナ。 綺麗な涙を流して、口は快感のあまり開きっぱなしで涎が出てる。 ーカナ、口開いてるから涎が出てる。 『んぅ…やぁっ…いわな……っで、ぇっ』 ー口、開きっぱなしになるほど気持ちいい? 『あっやっ……ちがっ…』 ー違うの?気持ちよくないの? 『っ……やっ!いや…突かないでっ…』 ーカナ、気持ちよくない? 『ぁ……ふっ、ぅ………もちっ…いっ……きもち、いいっ…!』 ー気持ちいい? 『っはあ……き…気持ちいい、よ……きもちいいっ……気持ちいいっ…!』 ーカナ、もうイく…? 『うんっ…あ、やっ…い……いいっ…きもちいっ!……ああっん、……もうっ……いっ…イクっ……ナオっ!』 「あっん、直っ!」 え—。 見ると俺の下には奏斗ではなく、女がひどい声で喘いでいた。

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