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罰 2

カナの顔を見てしまった。 やっぱりその目は何も映してないようで、口元は笑っているのに目は笑っていない。 それを見た瞬間、俺の身体は石になったように固まった。 「さっきの子…可愛いね。……素直って感じがして」 「………」 「……ちょっと来て」 言うとカナは俺の腕を掴み、歩き出す。 その手がゾッとするほど冷たくて、思わず引っ込めそうになった。 カナは空き教室に俺を連れた。 「…何してるの?座ったら?」 どうしたらいいか分からず、俺はずっと立ったままでいた。 なんでここに連れてこられたんだろう。 いや、そもそもカナの方から来るなんて……でもこれは今までのことを謝れるかもしれない。 ……言おう、言うんだ。 意を決して口を開こうとすると、 「直、欲求不満だったんだな」 「…は?」 欲求、不満……? 「だから俺のこと襲ったんじゃないの?」 「ちがっ…」 違う。 そんなんじゃない。 「違うの?………まあいいや」 「どうでもいいし」とカナは呟き、椅子から立つ。 すると俺のベルトをはずし始めた。 「なっ…ちょ、何してっ……!」 「うるさい」 「…っ!!」 ひどく冷たい声で言われ、それに身体がビクッと震える。 聞いた時、見ず知らずの人間みたいに思えてきて怖くなった。 「ちょっと手伝ってやろうかって思っただけだよ」 「や、やめ…」 「だからうるさいって」 振り絞るような声しか出なくて、抵抗はするけどまた有無を言わせないかのように言われただけだった。 あっという間にズボンを下ろされ、下着もずらされて。 そしてカナは俺のモノをその口で咥えた。

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