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罰 3

「ぅあっ…!」 包まれる感触に声をもらしてしまう。 カナの口の中は熱く、溶けそうで、そのせいでが余計に力が抜けそうだった。 なんでこんなことをする? お前にはあの男がいるのに、どうして。 頭の中は混乱していたが、赤い舌で先端や裏筋を舐めているカナの姿が酷く妖艶で、その姿を見ただけで背中が微量の電気が流れたように痺れて俺は感じていた。 「…んっ」 カナの口淫は感じる場所を的確に刺激していて、俺はさらに高みへと追い上げられた。 慣れているのかと思うと嫌になりそうなほど胸は苦しくなり、また暗い感情に呑み込まれそうになる。 そんなこと俺が考える資格は無いのに。 何も考えたくなくて目を固く閉じると、 「いッ…!」 鋭い痛みが襲い、目を開ける。 下を見て、カナが歯を立ててきたんだと分かった。 「…目、瞑るなよ」 俺を見上げて言ったその顔は、今の行為には不釣り合いなくらい冷めている。 やっぱり俺のせいだ。 俺がそんな顔をするようにさせた。 そして、見せつけるかのようにまた俺のモノを刺激し始めた。 「は…ぁ……」 「…んっ……んぅ…」 顔を動かしているカナの声が聞こえると、ゾクッとした。 腰を動かしたい衝動を必死に我慢する。 「んんっ……ふっ…」 「ぁっ…!」 我慢していても、上には向かっていく。 せり上がってくる感覚がした。 やばい、出る。 「もっ……ん、はな…せっ……」 顔を離そうとするが、カナは口から抜こうとはしなかった。 それどころか、吸う力を強めてきた。 「んっ!……やめっ!…出るからっ」 このままじゃ、口の中に出してしまう。 それなのになんで……。 そう思った途端思い切り吸い上げられ、 「んんっ!…くっ……」 そのままカナの口の中に精を放ってしまった。

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