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第23話

「ンッ…」 また首筋にチリっと熱が加えられた。 「かわいい…スバルさん…かわいい…」 体が一つになりそうな程きつく抱きしめられる。 「スバルさん…俺を信じて。幸せにします。 だから…」 思わず久保さんの言葉に頷きそうになった時だった。 突然ドアが鐘を鳴らして開いた。 「…そういうことやったんや」 「昴の嘘つき」

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