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第14話 俺よりキミが『初体験』したこと。

本日2回イってしまった叶の身体は、いつもより火照っていて、肌色がいつもよりピンク色をしていて、また更に俺を煽った。 そんなイヤラシイ身体をぐったりと狼と化した俺に晒しているなんて、危機感足りないんじゃないかな? 叶は……息を荒くついているけど、そんなことは今の俺には関係がない。 何故なら……俺の『理性のトリガーが外れた』から。 俺はゆっくり動かしていた腰を激しく動かした。 「くっ……ヤバイね……っ」 俺は喉を鳴らして叶のアナルを犯した。 もう夢中で『快感』を貪り尽くしていた。 「ゃあっ…はぁっン……だめぇっ……」 ダメと言われても俺は止めれなかった……。 (……きっ気持ち良すぎデショっ!!) 叶の身体がこんなにイヤラシイのが悪い!! ……叶の身体をこんなにイヤラシく反応する身体に開発したのは……調教したのは俺だけど、俺だけの責任ではない!!と半ば言い訳のようなものが頭を過ったけど、今はそれどころじゃないくらい叶の中がキモチイイ!! こんな『快感』の底無し沼にハマったのは始めてで、罠に捕らわれたのは『叶』ではなく『俺』のほうだった。 もう少し叶のアナルを攻めたかった。 でーも、……俺が限界だった。 いつもより興奮したセックスはこれで終わり……。 「っくぅっ………!!」 俺は結局イってしまいましたー。 叶のアナルの中に俺の精液が出ているのが分かる……、 「ン……あぁぁっ!!」 ……あれ? 叶が少しだけオカシかった。 イってもいないのに……全身で息を乱しながら、びくびく身体を震わせていた。 「……叶?」 目が虚ろでトロリと蕩けているようだった……。 「ンぅ………わたし…きもちょすぎて……」 「……うん?」 「…ぉかしぃ……」 かなり飛んでいたので、俺はゆっくり叶のアナルからぺニスを出した。 抜きとき叶のアナルが絞まって……正直に言うと抜きたくなかった。 「オカシイってどんな?」 「……でてなぃンです…」 「何が?」 「………せいぇき…が……」 ひょっとしてイったのに精液が出てない? つまり『ドライオーガズム』ってこと? そしたら叶は本当に気持ち良すぎて、まだ俺も体験したことがない『ドライ』を味わってしまったことになる。 それだけ俺との今日のセックスがキモチイイものだったということだ。 「叶!!」 「……はぃ…?」 「ちょーキモチイイことしちゃったね」 俺はベッドサイドにあったティッシュボックスからティッシュを2、3枚出して自らの精液で『顏射』して汚れちゃってた叶の可愛らしい顔を拭いてあげた。 (いつかはこの『綺麗』で『可愛い』顔を……俺の精液で『汚したい』な……) これは言えない俺の邪な本音だった。 『フェラチオ』に『顔射』……の組み合わせはいつか叶で体験したい。 『好き』『特別』な人にシてもらいたい、だってそれは『男のロマン』デショ!!

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