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第119話 紅月狂いの食事会 -1-

―ぐちゅ……ぐちゅ…… 「……ッ……はッ、ぁ……!」 「……アサヒ、溶けてきたね? 俺の指、そろそろ増やすよ?」 「じ、ジンッ……! ジンんッ……!」 そう言いながらジンは中指の根元まで俺に挿し入れ、更に力を込めて押し下半身を揺らしてくる。 その事で指の長さより微妙に深く指先が俺の奥に触れ、動く度に、俺は爪先まで快感が走り、ビクリビクリと身体を小さく跳ねさせていた。 そしてジンは言葉通り、今度は人差し指を使い始めた。 指が二本になり、俺の内部への圧迫が増え、俺は「んぁッ! ぁ、ぁッ……! ぅぅ……」と小さな声で肩で息をしながら、再びジンの指を今度は二本分、全て受け入れた。 この間、俺のペニスは興奮でそそり立ち、先端からは先走りの透明な粘性物をドロドロと好きに溢れさせていた。 俺は今、巨大なキノコの上にジンと座り、股を開き、前方にレグルス、後方にジンが控えた形でいる。 ジンに身体を解されながら、レグルスは"じッ"と俺の変化を見て……これはやはり……視姦されてる状態だったりする……のか? 「アサヒ、やっぱり美味そうだ。もう、我慢出来ぬ」 そしてただ見てるだけかと思っていたレグルスは急に目の前にある俺のペニスに手を伸ばし、唇を寄せてきて…… ―はぷ……はぷはぷッ 「……ッは!?」 レグルスが俺の陰嚢を甘噛み……!? レグルスに……俺……のが……攻め立てられてる……? ―ちゅく……ぺろぺろ……ぺろぺろぺろぺろ…… 根元の裏を……そんな…… 「ほう? アサヒ……先走りの量が増したな? 我に根元裏をぺろぺろされて気持ち良いのか?」 「レグルス……んな事いうなよッ……」 「ならペニスは我が舌でもっとが良くしてやるぞ」 「ぁ……はッ……!?」 ―むにぃ……にちゅぅ…………ちゅるッ! るッ! ぴちゅぴちゅ……ぴちゅ…… 「あな、ひろげ……!?」 レグルスに左右に亀頭の先端の穴を左右に大きく開かれ、尖った舌先で内側をぐりぐりされてる……! そしてぺちゃぺちゃと溢れ出る前に舌で掻きだされ、唾液と合わさっていく。 そのレグルスの唾液と俺の透明な液が合わさった物はペニスを伝い下り、最後はそれを使ってジンが結果三本の指で俺のアナルを解し始めた。 甘く重い刺激が俺の奥を解す反面、欲望を放出への際へと攻め立ててくる。 ―くちゅん! ぐちゅ! ぐちゅ……ぐちゅん…… 「上から流れてくる二人の合わさったので、アサヒ……三本目も大分慣れてきたね?」 「んッ、ふッ、ふぁ……ぁ……!」 「……腰も揺れてきてる……」 「ぅあッ……だ、だって……二人が俺を煽るから……、勝手に……!」 「……もっと気持ち良くなりたい?」 「なッ、なりたい……!」 「指より上のが欲しい……? 言ってみて」 「欲しい……! ……から、ゆ、指より太くて長いので、俺を気持ち良くして……! ジン……!」 ―くぷぅ……はく……ッ……はく…… あ……俺の……欲しがって……ほしがってる……。 「……ジン……ほしい……ジンのぺにす、俺、ほしいぃ……」 「―……良いよ」 「……ぁ……」 俺の言葉にジンは三指を広げ、解けた俺のアナルがペニスを受け入れ可能な空洞が出来たことが分かる行為をしてきた。 広げられたアナルは、"ハクハク"と呼吸をする様にジンの指におねだりを始める始末だ。 そして、そんな俺のペニスを欲しがってひくつくアナルを見るレグルス……。 「レグルス、俺がアサヒにするの、良く見ておくんだよ?」 「分かった。ジン、良く見る」 そう言うと、ジンは俺を全開開脚させてレグルスに繋がりが良く見える体勢を俺に取らせて、再び指でアナルの具合を確認し始めた。 俺のアナルはジンの指を容易く飲み込み、ペニスは指の動きにビクビクと震えた。 そして「ぅぁ……あ……」という俺の喘ぎに気を良くしたのか、ジンはニコリと微笑むとアナルにペニスの先端をあてがい、俺の中に挿入し始めた。 ―ぐぷ……ぐぷぷッ……くぷ……ぐぷッ…… 「あ! やッ……ジン……! 速度……はやぃ……奥がッ……!」 「アサヒ……何……この中……最高……だよ……」 ―ズジュ……ズジュゥ……! 「ンぁ……ふか……、ふかぃ……ジンの太いの……俺のなか……クるッ……! はいってく……るぅ!」 「アサヒ……すげ……ぇ中してんな……!」 ジンのペニスがぞりぞりと俺の内壁を押し広げて、ジンのペニスの太さに俺は目の前にカチカチとした白い星をいくらか飛ばした。 「全部入った……な……」 「ん……ジンのでいっぱい……」 俺の言葉にジンは緩く笑うと、俺の充血したペニスを緩く握ってきた。その事に、俺のペニスがジンの手の中でピクンと跳ねた。 「さ、レグルス、またアサヒの舐めて構わないよ。アサヒも良いよな?」 「ん……いい……」 「うむ、ではもらおう」 「アサヒも、まずは軽く俺ので楽しんでな?」 「……ぅん……?」 何だろう……? 何か含みを感じる……言い方、だな? ジンとシた先に何かあるのだろうか? 俺がジンに言葉に気を持っていかれている内に、レグルスは俺のペニスの皮を剥き下げ、完全に露出し赤く興奮状態の亀頭に舌の全面を押し付けて撫でてきた。ねっとりと円を描くような舌使い……。 その愛撫に俺は思わず仰け反った。 一舐め毎に快感で涙が端に溜まっていくのが分かる……。 「……ッ!?」 「……く……アサヒ……いきなり締めるな……」 「ジン、だって……俺ぇ……」 「最高の圧だ、アサヒ……!」 「はッ、ぁ、あ! ん、くぁッ!」 「アサヒ……アサヒ……!」 ユサユサと俺を揺すりながら、ジンが俺を貪り始めた。 俺はそこで俺のペニスをしゃぶっているレグルスを思い出し、彼を見た。 懸命にペニスに愛撫をしてるレグルスの姿に……俺は一気に滾った。 そしてそんな視覚の変化に、俺は精が一気に放出へと上ってきたのを感じたのだ。 でも、このままだと…… 「だめッ、だ……。レグルス……、どけて……! で、ッ、でちゃ、う……でちゃぁ……! あぁあッ……!!」 「!!!」 ―ぶびゅるぅうぅッ!! ぶびゅッ! びゅぅう!! 「……ぁ……ああッ……」 ―びゅるっ、るッ! るッ! るッ! るッ! 「……………………あつい……べとべとだし……前が上手く見えんぞ……」 「わぁ……アサヒ見事なぶっかけだね」

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