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第120話 紅月狂いの食事会 -2-
レグルスは見事に俺の熱い精液シャワーを浴びてしまった。
全身に粘性の白濁が纏わりついている……。
間に合わなかった……。
―ちゅぽん!
え? ジン……何で今、抜くんだ……?
しかも何で戻らない様に指で広げてるんだよ……。
急な事に物欲しそうにヒクつくアナルがレグルスに丸見えじゃねぇか……。
「……さ、レグルス……広げたよ」
「ぅむ!」
「ひぅ……?」
そうジンに言われたレグルスは先程までジンが挿入を繰り返していた俺のアナルに腰を近づけて、先走りで滴りを見せる濡れたペニスを埋め始めたんだ……!
しかもジンはレグルスが挿れ易い様に、後ろからM字開脚固定した俺を抱えている……。
ジンの熱から、レグルスの熱に交代され、俺の奥に新たな熱く脈打つペニスの形が埋め込めれていく……。
俺はそんな目の前の変化にゾクゾクしていた。
―くぷぷぷ……くぷん!
やがて俺の肌とレグルスの肌が擦り合わさり、どこか得意気な表情のレグルスが俺に言葉を掛けて来た。
「先程までジンのを激しく咥えていたのに、我を受け入れる素早さは……アサヒ、ここ……とても気持ち良いぞ……はぁあッ……!」
俺に抽挿を繰り返しながら、レグルスは恍惚の表情を見せてきた。
「あッ……? じ、ジン……! こういう事かよぉ……!! ……ぁッ、ッはぁ……あ! あ! すごッ……! ジンとは違う……感じが……ぅあ……!」
「うん、そう。……でも後でまた俺が入れ直すけどね、アサヒ? だって、俺はまだイッてないからね?」
「じ、ジンので……? この後で……?」
「そう、俺のでまた啼いてくれよ、アサヒ」
「……ンッ……」
「……これ、アサヒ……今は我とだろ? 我ので善がり啼け……!」
「……!!」
―ずちゅン! ぶちゅ! ぷちゅ!!! ぷちゅン!! ぷちゅン!! ぷちゅン!! ぷちゅン!!
「どうだ、アサヒ? ……くくく……我の初めて、お前の奥にくれてやるから確り味わえよ?」
「―……ンぁ!! あ! ……ッく……ぁ!! ああッ……!?」
―ズニュ……ニュ、ニュ……ッ
「……ふぁ……ッ、レグルス……!」
「くくッ……我のを締めきゅうきゅうと付けてきて……」
「レグルスの、俺の奥に……ッ?」
「そうだ、たっぷりやるからな?」
「んッ、ん! わかった……ッ」
そしてレグルスは今度は俺を四つん這いにさせて、俺の更に奥へと硬く脈打つペニスを何度も突き入れてきた。
レグルスの熱いペニスに啼いていると、そんな俺の目の前にジンが胡坐をかいて、赤黒くそそり立つペニスを俺の前で揺らした。
その事により俺の瞳がジンのペニスに釘付けになったのを察して、ジンは俺の水色の髪を右手で柔らかく撫でつつ、左手でペニスを持ち、……もよおして来た。
「アサヒ、ほら、あーん……」
「んぁぁ……ジンッ……、ジンのぉ……ンんんッ……ぁ、あ、んぷ……」
ジンの"あーん"の言葉に口を開きジンのペニスを含み、俺は彼の腰にしがみついてジンの熱く猛っているペニスをしゃぶり始めた。
俺の唾液でジンのペニスを更に濡らして行く。俺の舌使いにジンが優しく頭を撫でながら、息を荒げてくる。
どうしてだろう? 俺がジンのペニスを支配した気分になってきた。
「ふッ……後ろは我で前はジンとは、豪勢だな、アサヒ……でも、我のをまだ飲んでないのだから満足するなよ? たくさんやるからな?」
「んぁッ……レグルスの……ッ……! 俺、いっぱい……飲むッ……んんッ、ん……」
「……じゃ、前からは俺の全部飲んでね? アサヒ、良いね?」
「んんんッ……ジンのも頑張ってぜんぶ……飲む……から、俺ッ……んッ! んんッ……!」
そう、レグルスに奥を突かれながら、ジンのペニスを舐め頬張る。
その間、俺のペニスは膨張しきってダラダラと先走りを垂らしっぱなしだ……。
今の状態で、少しでもペニスに触れられたら、どんな形であれ俺は熱い精を撒き散らすだろう。その位、この状況にとても興奮してる……。
―ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ! ぐじゅッ!
もう、前も後ろも同じ音が出てる気がする。その位、トロトロのドロドロで全一塊になってしまったみたいだ。
そんな事を俺が朧気に感じてると、後ろのレグルスがグッと俺の尻に両の五指を食い込ませて来た。
「……くぁ……! アサヒ、出る……!!」
「!!」
―びゅぐ! びゅぐぐぐぐぐッ!!!
「ふぁ……ッ! レグルスの、ぁっぃ……ッ!! ナカ……で爆ぜてる!」
「アサヒ、今度は俺の……!」
「んふぐッ!?? ……んッ、んんん!!!」
―ぐ……びゅう!!びゅ、びゅッ
「……ッ、は……! アサヒ……俺の、全部、飲んで……ッ!」
「んぐ、ん、ん、んん、ぐ、ぐ……」
「我のもジンの美味そうに飲んで、可愛いヤツだな……アサヒは……。ほれ、まだ我のは終わってないぞ」
「んふぅ~……ん、ふぐッ、んん……!」
そう言いながらレグルスはぐい、と腰を俺に押し付けて中を更に犯してきた。
レグルスの熱い迸りが更に深まり、押された事でジンのペニスを更に深く咥え込む事になった。
これでは前も後ろもペニスでいっぱいだ……。
強い青臭い性臭が俺の頭を白く塗り、クラクラさせる。その中で俺は必死に二人の精を貪った。
いくらこの身体維持が"魔力"を必要としていても、流石に二人同時は処理しきれないのではと考えてしまう。
でも、その考えに反して結局俺は二人の精を体内に収めて行く。喉を鳴らしてジンのを取り込み、後ろからはレグルスの精を受け止める。
「……よし、良く全部飲んだな……その事に褒美をやろう」
「アサヒ、頑張って飲んだね。ほら、アサヒも……」
「……ひゃ……ぅ? ……???」
「扱いてやる」「出そうな?」
そう笑顔で俺に告げると、興奮で赤く限界まで膨張している俺のペニスを……二人で扱き始めたんだ……!
仰向けにされて、俺のペニスをグリグリぎゅうぎゅうと攻めてくる。
「……ぅ……あ! ああああッ!? あ、あ、あ!!! ふた……二人で……俺の……! ダメだ! 出るッ……! 来てる! 上がってきてる……!!」
―ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ! ずちゅッ!
「褒美は受けよ、アサヒ」
「我慢しなくて良いよ~?」
「んぁあああ! ゃ! や……! で、でる! でる……! でるッ!!! もッ……で……ッは、ぁあああ………………!!! ぅあッ! あ!」
―ぶびゅうううううぅぅぅうう!!! びゅ! びゅ! びゅ! びゅ! びゅー! びゅ! びゅ! びゅ! びゅ! びゅ――……!!
「……ぉおお……? ……噴水……か? ……これはヤラシイ噴水だな……」
「いーっぱいだねぇ、アサヒ。うんうん、良いねぇ」
「……ひぁ……で……でたぁ……。あんま、み、んな…………ょ……」
まだ俺の脈打つペニスを握っている二人の手を、ダラダラと俺の熱い白濁粘性が伝い流れている。
そして俺の「見るな」と言う言葉を無視して、二人は吐精し続けてる先端を見続けて……
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