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第145話 湯煙ちゃぷちゃぷ紀行 -4-
「ぅあ……あ……! あ! ……!」
「また、出しましたね。今度はたくさん……。俺の……良かったんですね……」
「んッ、んッ……! ハウル、良かった……。俺、びゅーびゅー……って我慢出来なかった」
いまだ白い涎をだらしなく垂らしてヒクヒクと微震している俺のペニスを、ハウルはじっと見てる。
糸が……。粘着く白い糸が、今度はハウルの腹と俺のペニスを繋いでいる。
そして吐き出したばかりの俺のペニスに、ハウルが手を伸ばしてきた。
「アサヒさん、カワイイです」
―ぬちッ、ぬちぬちぬちッ……!
「はぁぅる……! そこ、まだ、いじん……な……!」
「嫌です。今すぐ、いっぱい可愛がりたいんです。またココで泣いて下さい」
「やッ! ぁ、あたま。ぅぉ……ッ、かしく、なるッ!! はうる、はうる! そんな扱かないでくれ……! 強い……つよぃ、いッ、ぃい~~ッ!!」
「ふふ……アナル、すごい閉まってきてますよ、アサヒさん」
「ひッ、ぁ、あ、ぁ! あ! ン、ぅあ! ぅ……ううぁ!! ダメッ、ダメ、俺の……おかしくなっちまう!! はぁ、ぅる! はうる……!」
ハウルにやや乱暴に弄られているペニスからの暴力的な快感の波に、俺は何の判断もつかなくなって来た。
そんな中で、最奥にハウルの熱が脈動しているのがやけにクリアに分かるんだ。
そして強く弄られているペニスからの刺激に、俺のアナルはどうしようもなく興奮して、ハウルのペニスを締め付けている。
結合部からはヌチヌチとした性の絡みが行われているのが分かる音が溢れ、頻度が増してきた。
お、俺、ハウルを身体全部で感じちゃってる……! ハウル、ハウル、ハウル…………!!
―ぶびッ! ぶびびび……び! びゅ! びゅぅうう……
「……は…………ぁあ、ぁ、ぁ……ま、た、でッ……! はぅる……はうるぅ……。俺、またハウルに出しちゃったよ……!」
「良いんですよ、これで」
涙声の俺に、ハウルは優しく「これで良い」と教えてくれて安心感を与えてくれる。
ハウルなら、安心。ハウルなら、大丈夫。ハウル……。
「は、ハウル……まだ、俺の中に全部……じゃ、無いよな? ……全部で俺の中好きに貫いて……ッ」
「アサヒさん、もう少し慣らしながら……」
「もぉ、ハウルに来て欲しいんだよ。俺に全部、早く全部くれよ……!」
「……分かりました」
俺の強請る言葉にハウルは腰を引き抜く形を取り、俺はハウルが起こして来るであろう次の腰の動作に期待感が高まった。
ヌロヌロと引き抜かれて、俺の内部をハウルのペニスのカリでが引っ掛かいていく刺激に、ペニスから透明な涎が溢れた。
そして、アナルの入り口付近までゆっくりと引き抜かれた長大なハウルのペニスは遂に……
―パァン!
「~~……んぁ! あ……ッ……!」
「ふ……ぅっ……く……」
一気に挿し込まれてハウルの肌が俺のに当たり、肌同士の密着が起きる。
そして押し込まれた後、グリグリと中を抉られ、ハウルのペニスの圧倒的存在感に俺はブルブルと悦びに震えた。
「……~はぁうる、やっと……俺に全部……、全部入ってる……」
「はい、アサヒさん……」
―ずにゅううぅぅぅうううぅ……パァン!
「ひぅううっ! んぁッ!」
「はぁ……ッ、は……」
次の快感の波に俺は嬌声が抑えられなかった。
そして抽挿で起こる甘い痺れに、俺のペニスから"ぴゅ! ぴゅ!"と悦びによる勝手な吐き出しが何度も起こった。
「~~ダメだ……出ちまうッ……」
「アサヒさん、何で手で抑えて……?」
「だ、だって…………俺のでハウルがまた汚れちゃうだろ……」
「そんな……。汚れた、とか……思いませんし、ほら……手、貸してください」
そう言うとハウルは俺の手を取り、掌に付着している白濁を舐め取り始めた。
「……んッ、ん……」
「はぁうる……くすぐったぃ……」
「アサヒさん……綺麗で可愛い……」
「ええ?? 何だよ……急に……」
「…………アサヒさん、俺はむしろ貴方を俺でメチャクチャに汚したいんです。……いけませんか」
「……!! ぃ、いけなくない! それに、ハウルので汚れたとか、俺……思わないし……! だから……」
欲しい。欲しい。欲しい。欲しい。ハウルが欲しい。ただ、それだけだ。
「だから、ハウル……俺の中に、めちゃくちゃお前の……いっぱい塗りつけて……」
俺はハウルの腕を掴みながら、欲望のままに中出しを要求した。
「ハウルの……お腹いっぱい食べさせてくれよ」
「アサヒさん……俺の……を?」
「ん」
言いながら……今更ながら頬が熱くなり、俺は掴んだ腕に力を込めながらハウルの視線から逃れる様に瞳を閉じた。
すると、ハウルが力強く抽挿を開始してきたんだ。
―パァン! パァン! パァン! パァン! パァン! パァン!……
「……は……ッ!? んぁッ!? んんぅ……ッ、あ! あ、ぁ、あ! はうるぅ……」
「アサヒさん、アサヒさん……俺ので……貴方を……」
「んっ、ん! ぃッ、ぱい、にしてくれよ……? 俺の中、いッぱい……に……!」
「分かりました……、アサヒ、さん……!」
そう言い合って、俺達はお互いに得られる快感を貪った。
肌同士の密着が心地良く、俺は喘ぎが止らなかった。
そしてハウルに何度揺さぶられたか分からない……少し蕩けて霞が掛かった意識の中、ハウルが「そろそろ……イきそうです」と申告してきた。
俺はそんなハウルに震えながら頷いた。
「……でも、アサヒさん、先にイッて下さい……。俺に、アサヒさんのイクの見せて欲しいんです」
「俺の……? 見たいのか……? ハウル……」
「はい」
「いい……ぜ? なら、ハウル……俺の……お前が弄ってイかせてくれよ……」
そしてハウルは俺の言葉を受けて、期待に震えているペニスを扱き始めた。
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