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第146話 湯煙ちゃぷちゃぷ紀行 -5-
俺のペニスは半分出来上がっている様な物だから、ハウルの緩急のある攻めに直ぐに涎を垂らし始めた。
ハウルの大きな手に俺のペニスがガシガシと扱かれ、鈴口からカウパーを:滾々(こんこん)と湧き立たせるその様に俺は恍惚状態に直ぐに堕ちた。
……息が荒くなって涎が口の端から零れ、胸の上下運動が早まり、下腹に疼く快感が収束して昂る射精感に俺は掠れた声でハウルの名を何度も呼んだ。
俺のそんな変化をチラチラ確認ながら、ハウルは俺のペニスをガシガシと善がらせイかせる為に扱きながら、玉を柔々と揉んで来た。
ユサユサとたまに身体を揺らして挿入状態のアナルに甘い刺激を与えられ、ペニス全体を弄られているその様に、俺はハウルの手で揉まれている玉が"ぎゅ!"って上がったのが分かった。これは……
「~~~はぅる! 出るっ……! でるっ……、俺の、イくの見て……っ……。……っはぁ! は……、ぁあぁっ……! あ、あンんっ!」
―ビクン!! ビク! ビク!! ……ぶびゅ! ぶびゅるるるるる……!!
俺はハウルに叫び、申告しなが紅色に張り詰め膨張を繰り返していた先端の口から、白濁を迸らせた。
「~~……ハウル、見たか? 俺の、イくトコ……」
「見ました。俺、すごく嬉しいです……。見ながら出しそうになりました……」
「……そっか。…………なら、今度は俺がハウルの事、気持ち良く……するから」
「アサヒさん……」
「~~……ハウルの好きに動いて、俺で……俺の中でイって……くれな?」
そう言い終わった俺にハウルは激しく抽挿を始めて、直ぐに俺のアナルはハウルのペニスに射精への膨張で更に広げられた。
抉られ、吸い付き、押し込まれ擦られる事でどんどん量産されて広がる快感に、俺は嬌声が止らなく、ハウルの下で善がりないた。
そして一際大きなペニスの膨張からくるアナルの抉じ開けが起こり、ハウルは俺の耳元で「奥……出します……からっ……」と掠れた声で告げてきたんだ……。
―びゅ……る……っ! びゅ、ぶびゅ! ぶびゅるるるるるるる……!!!
「―……は、く、く……!」
「はぁ……ぅ……う。はうる、の……どぴゅどぴゅ……、本当に……奥に……いっぱいぃい! いっぱい来てる……!」
「アサヒさん、アサヒさん……!!」
―…………ぶぴゅ! ……ぴゅ! ぴゅ!
「……!! そんな……!? ハウルのいっぱいで、俺の中から漏れ出て……!? ……や、ぁ……ああッ。やだぁ。全部、ぜんぶ……俺のなのに……!」
も、もったいない……! コレは内部でスライムの液体吸収能力をアップさせて、ハウルのを漏らさず残さず美味しく取り込まねばー!!? (使命感)
だってハウルの精……美味い。ハウルの中出し、最高だな……!
焦ってそんな事を口走った俺に、ハウルは"くすり"と柔らかく笑うと、こんな事を言ってきた……
「…………アサヒさん、ゆっくり出来る様にここを明日まで、貸切にしますか? つまり、泊まります?」
「え! 泊まれるのか!」
「はい。アサヒさんが嫌でなければ……」
「ヤじゃない! 泊まろう、泊まってこう、ハウル~」
「なら……じっくり、まだまだ俺のをたっぷり貴方に食べてもらいますから……」
「……ぁ……」
―ヌロォ……ッポォ。……トロッ……トロトロ……トロ……
ハウルは言いながら俺のアナルからペニスを引き抜き、俺にまだ硬度を保っている事を分からせる様に内腿にペニスを擦り付けて来た。
そしてそ会話の間、俺の内部からはハウルの精が流れ出て……俺はそのまだ熱い精がアナルから流れ出る僅かな刺激に密かに身悶えて息を荒くした。
その間にもハウルは言葉を紡ぐのを止めず、俺はまだここを利用する時間に余裕がある事実に胸の高鳴りを感じ始めたんだ。
「今度は部屋の中でゆっくり食事にしましようか? ……俺のまだ食べたいですか、アサヒさん」
「ん、うん……。俺……ハウルのまだまだ……ここで、いっぱい食べたい……。足りない……んだ、ハウル……」
俺はハウルを見上げながら、まだハウルのペニスの太さに広がってるアナルに指二本を抜き差ししながら……ハウルに答えた。
"にちゃにちゃ"とした音と共に俺の指の動きに合わせて内部から結局白濁が流れ出し、床に小さな溜まりが出来た。
「はぁうる……。ここから、食べさせてくれよ。……はぁ、はぁ……んんッ……」
俺の蕩けた声と視線を受け、ハウルは無言で俺を姫だっこで軽々と抱きかかえてきた。
そしてそのままハウルは室内に帰り、大きなベッドが置いてある部屋に入るとハウルは俺をその上に置いて部屋を出て行ってしまった。
多分、この部屋を宿泊利用に変更しに行ったんだろーな。
俺は座ってる体勢からその場に寝そべり、ハウルが出て行ったドアを見ながら身体の力を抜いて待った。
それから少しして、俺が待つベッドルームに帰ってきたハウルは、帰ってくるなり「宿泊手続きしてきました」と報告の後、早速俺に口付けをしてきたんだ。
俺はそれを嬉々として受けて、ハウルに擦り寄り耳元でお礼を述べてそのまま耳たぶを口に含んで舐めた。ハウルはそんな俺の甘えを直ぐに見抜いて、引き寄せて耳たぶ、首筋、鎖骨を舌で伝い通り、俺の両乳首を強く捏ね抓まんできた。
「ぅあっ……ぁッ……! ハウル、乳首……つよぃ……っ」
「俺を煽るの上手いですね、アサヒさん?」
ハウルにグニグニキュゥキュゥと捏ね抓まれ、俺の乳首はそれだけでツンと硬く尖り、熱を持ち紅く染まった。
俺の乳首……感じてる……。ハウルの方が俺の事、煽っんじゃんか。
ハウルの言葉に俺は乳首からの鈍く痺れる痛みに潤み始めた瞳を閉じて抗議していたら、新たな刺激が俺を貫いてきた。
「……ちゅぅ……ちゅ、ちゅ……」
「……んッ!?」
そう……ハウルは乳首を今度は指ではなく、吸い付き行動で俺を煽り追い詰めてきたんだ。
「はぅる……ズルぃ。ハウルの方が、俺の事散々そうして煽ってんじゃんか……!」
「…………アサヒさんの反応が色々見たくて仕方ないんです、俺。ちゅぅちゅぅ……」
「んんッ! ……っ、はぁっ……! ぁっ……」
言いながら吸い付くハウルに感じ捲くりながら、俺はチャンスを窺っていた。
ハウルが俺の乳首で遊ぶのを止め、放した瞬間を狙って俺は今度はハウルの肩を押して無理矢理押し倒してニヤリとヤラシイ笑みでハウルを見た。
そんなハウルは俺の乳首をぷっくらツンツンに育てた口を驚きに半開きにして、細い透明な糸を滴らせている。
ふふ……驚いてんな……。ハウル、……覚悟ッ!
「……なー、ハウル? ……なら、俺にも…………させろよ。ん、ちゅ、ちゅ……ふふっ……。んっ、ん……」
「あ……。アサヒさん……っ? んんっ……!?」
ハウルにそう言ってからは俺が上になったり下になったり、はたまた逆にハウルがそうなったり、俺達はじゃれる様にベッドの上でお互いに触れ合った。
好奇心も興奮も欲望も全部共有し合って、俺はハウルのもたらす行為を全部受け入れて善がった。
―……そして……徐々に荒く熱い息使いと"にちゃにちゃ"とした粘つく濃厚な水音を部屋に充満させて、俺達は深く互いを貪り尽くす行為を何度も何度も、一晩中求め合ったんだ……。
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