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第157話 治療とステップアップお勉強会 -5-
うーん……これは俺が……教えちゃって良いのかなァ?
……まぁ、射精すると賢者タイムが来るからな……。気が緩むし、体力も使っているから直ぐに戦闘は無理だろう。強い男の道はストイックで険しいな。
「……でも何だか、いつもより変な気分……。辛いの我慢、出来そうに……無いかも。どうすれば良いか、益々分からない……。アサヒ、助けて……。どうすれば良い? 俺に教えて……」
見ていて、本当に苦しそうなんだよな……。少しでも、"解放"してやれば辛さも和らぐと思うんだけど。う~~ん?
……"あまり弄るな"、なんだよな?トゥ?
だからさ、適度……にすれば良いのではないかと俺的屁理屈で解釈して、俺はトゥに手っ取り早い方法を直接教える事にしたんだ。
それにさぁ? やり過ぎ、我慢し過ぎは身体に良くない! 強い男は肉体・精神共に健康でないと! うむ!
「…………分かったよ、トゥ……。俺が教えてやるな……? …………それは……こう、すれば……良いんだよ、トゥ」
「……ぁ……っ?」
俺はトゥにそう言って、濡れたフンドシに手を掛けて、横に引いた。
すると、"ぷるり"と糸を引きながら、剥けて間も無さそうなペニスが出てきた。ここは既に大人なんだなー。
俺は出てきたトゥの大人になりたてであろうペニスを緩く握り、彼に質問した。
「今からトゥのペニスを弄るけど、嫌なら……ここで止める。そして始めたら最後まで止めない。……どうする?」
俺の言葉にピクリと身体を強張らせ、トゥは少し考えてから少し震えて涙が滲んでいる様な声を発してきた。
「……や、ぁ……止め、無いで……。最後まで、シて……良い。だから、教えて……。俺のペニス、弄って良いから……!」
ピクピクドクドクとペニスを俺の手の内で脈動させ、トゥは俺の手の上に手を重ねて押さえてきた。
俺より小さいが確りした手が、震えながら次の流れを待っている。
「分かった。……トゥ、"オナニー"……"自慰"を始めようか」
「オナ……? じ、い……? ……ん!? んんッ……!」
―くちゅ……くちゅくちゃ……ぁ……。にちゅ、しゅっ……しゅっしゅっしゅっ……
「良いか? こうして先走り……透明なのを先端や竿に塗り付ける様に全体を扱くんだ」
「ぅん……。ぁ、あ……。わ、わか、た」
俺に更にペニスを触られ、トゥは困惑しながらも何とか着いて来ようとしているのが見えて、俺は思わず「大丈夫」と口にした。
トゥは俺のそんな言葉に声無く、数度頷いて荒く熱い吐息を繰り返し始めた。
「じゃ、トゥ、自分でペニスを握って……ホラ、こう、な?」
「ん、んんっ……。アサヒ、ヌルヌル……してる……はぁ、はぁ……」
「そう、そのヌルヌルをもっと塗ってくんだよ、トゥ」
俺は一旦説明した後、トゥに自身のペニスを握らせてその上から俺が手で覆い、扱く動きを実体験させた。
トゥは自分の手を使い、俺に扱く動きを誘導されての自慰行為に息が益々荒くなって興奮してきたみたいだ。
耳先まで真っ赤で小さく呻く声を発しながら、自身をゆっくりと……確実に昂めてる。
俺もそんな彼に手を添えて、途中でカリ下を強く擦ったり、根元を強く握らせたり、自分の感じる角度で扱かせたりと手伝いをした。
トゥは俺の膝の上でモゾモゾとぎこちない動きを見せ、一生懸命に自慰を覚えようとしていて、俺は次第にそんな彼が可愛く思えてきた。
そしてそんな行為を繰り返していて、遂にトゥに……
「あ、アサヒ……っ! 弄ってて……何かオシッコ穴から出そう……! 奥……。奥から、何かが競りあがって……? ぅ、ううッ……!」
「分かった。もう少しで楽になるぞ、トゥ。それを怖がらないで、昇ってきたまま解放するんだ」
「う、うん……。ん、ん、はぁ……はぁ……んんっ……!」
俺の言葉に戸惑いながらも、トゥは俺の手に半分導かれる形でペニスを扱きまくった。
「……ぁ、あ……っ。はげしぃ……! ぺにしゅ、じゅごじゅご……ッ。……オシッコ穴から、にゅるにゅる、とまんぁあぃいいっ!? なんで? でも、きもちいっ! きもちいぃいッ!! ……ぁ、あ、あさひぃ……」
"ニジュッニジュッ!!"とした水音がトゥを中心に広がり、先走りの量も増え、そして……
「……んッ!? ナンか、でひょ……ぉ? ……ン……、んぁ……あ、あ、あ……ああぁ―――ッ!!!」
―……びゅるるるる……!! びゅー! びゅー! びゅううううぅう―――!!
最初は身体を強張らせ地面に向けてビチャビチャと勢い良く吐精しながら、次に「はふぅうぅ……」と気持ち良さ気な声を出して、トゥは一瞬気が緩んだようで俺にもたれ掛かって来たが、直ぐに自身から出ている白濁に驚いた声を上げて身体を離した。
「……これ!? たまに寝て起きた時にある、粘っこいヤツ!? ここから出てたのか!」
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