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第168話 月に愛でられる者 -5-
「……では、アサヒ、このまま加護を……ん、ン……ちゅ……ん……、は……ン……」
「カーちゃぁん……。……ん、んっ……はぁ……、ちゅ、ちゅ……」
そんなカーちゃんは俺の後頭部に手を滑り込ませて撫でながら、俺を引き寄せて加護をくれている。
俺が上から覆いかぶさって居るのに、どうもカーちゃんにリードされている気が……。これは、ナデナデ効果かなのか?
手も脚も唇も……肌が触れている部分が全部ほんのり暖かくて、気持ち良い。カーちゃんの加護が、とても気持ち良くて、俺の全てを満たしてくれる。
そう。カーちゃんと一緒に居る、今はとても気分が良いんだ。でも、それはこの"瞬間"だけのもので……
「……カーちゃん、もっと……一緒に居てくれないかな? たまに俺……すごく……会いたくて、寂しい……。カーちゃん…………ん、んっ……んちゅ……かぁちゃ……ん……」
「アサヒ……本当はこのまま浚って、共に一緒に過ごしたい……でも、まだ、貴方の身体はまだ完成されてなくて……。ん……ん、ちゅ、ちゅ、アサヒ……」
自分から徐々に口付けを深く……舌でカーちゃんの舌に触れて、俺は思考が痺れていくのを感じた。
……深い口付け……なら、して良いんだよな? カーちゃん……。それに……俺はまだ……ダメだと思うけど、カーちゃんからなら……
「……カーちゃん、もっと、俺の色んなトコロ、触って……。触れらると切ないのに、温かくて……気持ち、イイんだ……」
俺は唇を離して、カーちゃんの両手を掴むとそのままペタリと胸へとつけた。素肌からカーちゃんの手の熱と、弾力が俺に伝わってきて、心臓が早くなってきた。そして、そんなカーちゃんは俺の胸の上で指を動かし始めて……
―……きゅ! きゅッ!
「そこっ……を、さ、触ってくれる、のか? カーちゃん……、カーちゃん……ぁ、あ、あぁっ……」
「アサヒの乳首、ふっくらしていたのに早速硬くなってきました。アサヒはとても感じ易いんですね?」
「ン、んんっ……。……か、カーちゃんだからっ、感じるの……いつもより早い……っ。カーちゃん……触ってくれて、うれしぃ……」
指先でコリコリきゅむきゅむと弄られながら、俺は自分のペニスに早くも疼く熱が集中し始めてるのを感じた。
乳首をカーちゃんに弄られる度に、俺のペニスが主張を始めて直ぐに水着に卑猥な三角形が出来上がってしまった。
水着の内側からビクビクと布を押し上げ、興奮状態のペニスから先走りが"じゅわりじゅわり"と溢れていく。
そしてそんな場所に、カーちゃんが手を伸ばして来て濡れた頂点を指先で"くるり"と何度も円を描き……
「アサヒ、ココが窮屈そうですね?解放して上げましょう」
そして水着をズリ下ろされ、俺の勃起ペニスがカーちゃんの目の前に"ぶるり"と晒された。
暴かれたペニスは既に先走りを何度も湧きだたせており、月明かりでテロテロトロトロと卑猥な液体で濡れてかっている。
そして、そんなペニスをカーちゃんの白くて細い指が人差し指から段々と俺のペニスに宛がわれ上下に扱く動きを……
―くちゅん……くちゅ、くちゅ……しゅっ、しゅ……、しゅっ、しゅ、……しゅっ、しゅ………………
「ペニスもこんなにして……。私の手で、更に感じてくれているのですね……、アサヒ?」
「カーちゃ……ぁん、……トロトロが……ずっと止らない……。カーちゃんにペニス触らせて、俺、……悪い子?」
俺、神様に跨って……手コキ……されてる……んだよな? この状況って……どうなんだろ?
「悪い……? 私の手で感じて……蕩けていく貴方は、"とても可愛い良い子"ですよ、アサヒ。ここから加護を与えましょう」
「カーちゃ……っ!」
―ぴゅ!
言われながら敏感になっている先端の穴を撫でられ、俺は無意識に僅かに熱い精を吐き出した。
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