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寝起きです
目の前に夏川君が居る?
あれ?
目が醒めると僕の隣で心地良い寝息を立ている夏川君が居た。
確か昨日は、忘年会に珍しく参加をして夏川君に言われるまま隣に座りビールを何杯飲んだ?
「クスッ。光輝さん、おはよう。」
「あっ、うん。おは・・・えっ?」
夏川君の手が伸びて来て僕の頬に触れたかと思うと唇に柔らかな感触を感じた。
えっ?
僕は夏川君と何をしているんだろう?
寝起きの頭では色々と考えるのに無理があり夏川君にされるがままになっていて気付い頃には僕の中に夏川君自身が奥深くに入り込んでいた。
「・・やっ・・うゔっ!いっ・・・ああっ!」
「いや?光輝さんこんなに感じて俺を締め付けてるのに本当に嫌なの?」
嫌なのって、この状況が理解できなくて夏川君から逃れたいのに身体に力が入らない。
自慢ではないが女の人とも経験がないのに男の人となんて思いもしなかった。
童貞なのに・・・こんな・・・・・。
僕の喘ぎ声なのか啼き声なのか分からない声が部屋中に響き渡っていた。
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