185 / 1000

第185話

あぁ、もう… 大きなため息をついて、荷物を片付け始めた。 ジュースやお茶、ゼリーなんかは冷蔵庫へ。 タオルや下着、その他諸々洗濯機に放り込んでセット。 マグカップや箸は洗い直して拭きあげた。 スリッパはゴミ箱へ。 ティッシュはそのままリビングへ… 一息ついて、バスルームへ向かった。 汗を流し、希を受け入れるところを念入りに洗う。 久し振りでキツい。 いつから繋がってないんだっけ? 希が記憶をなくしてから…そりゃ完全に閉じてしまうよな。 このまま受け入れたら後で酷い目に合う。 ボディソープを指に纏わせてゆっくりと解していく。 少しずつ少しずつ… 希の顔を思い出しながら… ズクンと下半身に熱がこもった。 ヤバい。 希の顔だけでイきそう! 思い出したように、するっと中指が一本入った。 中が蠢き始める。 あぁ、この感覚、久し振りだ… 二本目…イイ感じに入っていく。 そして…三本目… はあっ! 背中が仰け反り身体がヒクつく。 これ、ヤバい。 恐ろしく気持ちイイ。 ここを希の指で…希自身で…擦られたらどんなに気持ちイイんだろう… 早く、早く弄ってほしい。 滅茶苦茶に抱いてほしい。 記憶がなくなって触れてもらえなくなって… やっと戻ったと思ったら俺がこんなことになっちゃって… 希がほしい。 希を受け入れたい。 アイツが俺を待ってくれてたから。 アイツを気持ちよくイかせたい。

ともだちにシェアしよう!