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第190話
やっと希に触れてもらえたんだ…
希の頭をそっと撫でると、上目遣いで俺を見ていた。
その目が潤んで超絶色っぽい。
下半身に熱が溜まっていく。
再び頭をもたげるソレをぺしぺしと人差し指で弾きながら
「…斗真…挿れてもいいか?」
遠慮がちな声に呆れながら
「いちいち聞くなよ、バーカ。」
と、ワザとそっぽを向いて答えた。
希は待ってました!とばかりに、すぐににっこりと微笑んで俺をうつ伏せにし、俺の尻の間に顔を埋めると、解してトロトロになった後口へ舌を差し込んできた。
「うわっ!おいっ!待てっ!」
俺の叫び声も意に介さず、希は唾液を送り込みくちゅくちゅと音を立てながら舌先を穴に差し込んできた。
ひいひい言いながら希の頭を退かせようとするが、この先待ち受ける快楽を知っている身体は言うことを聞いてくれない。
「…希ぃ…はあっ…そんな…恥ずかしいよ…刺激が、強すぎて…あぁっ…」
悶え始めた俺の腰をがっしりと捉え、希はただ舌先の動きで想いを伝えてくる。
あぁ…気持ちイイ…
希が、俺の…
チュパッ と音を立ててヒクつく蕾から唇を外すと
「ヒクヒクしてかわいい…何て愛らしいんだ…」
感極まった声で呟くと、また舌を差し込んできた。
出し入れしながら窄まりの襞の一本一本まで舐められて、お腹の奥からじんじんと甘い痺れが絶え間なく続いている。
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