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第318話

俺をベッドに座らせると、頬に手を滑らせながらうれしそうに 「斗真…すごく似合ってるよ。 迷ったんだよなぁ、ナースと。 ケモ耳も…すっげぇ…かわいい♡」 うげぇっ。 やっぱり、ナースは選択肢の中にあったんだ… 「…おい。」 「ん?なーに?斗真、かわいい♡」 「…かわいい言うな…俺、マジで凹んでるんだから。 なぁ、もう脱いでいいか?着てやったんだから満足しただろ? これ羞恥プレイみたいで、超メンタルやられる…」 「ダメっ!眼福なんだからっ! それに…尻尾、まだだよね…」 ぞくっ 低音ボイスで追い込むなよっ! 「これ付けたら脱いでいいよ。」 希の手には尻尾が… あー、もう、どうにでもなれっ! 「もう、わかったよっ! さっさと終わらせてくれよっ!」 半分ヤケで、希を睨みつけた。 「じゃあ、うつ伏せになって…膝曲げて四つん這いになって。」 むくれながら希の言う通りにしてやる。 ふぁさぁっとスカートが捲り上げられて、ずるりと下着が下された。 「おい!おいっ、希!何しやがるっ!」 「…斗真…力抜いて…」 突然、耳元で甘くささやかれて身震いした。 俺の尻たぶを揉みながら、いつの間に付けたのか、ローションに塗れた指を後孔に出し入れして解しにかかっている。 勝手知ったるその指は、俺のイイところを確実に付いてくる。 「くっ…のぞみっ…やめ…っ…くっ」 希の好み通りに暴かれていく身体は、たった指一本で十分だった。 二本、三本と増やされて、太腿もビクビクと震え始めた頃、いきなり指が抜かれた。 「あっ…」 物足りなさが声に出たのか、希がうれしそうに 「コッチをあげるから…ね?」 と尻尾の先をそっと入れてきた。

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