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第345話
「のっ、希っ!?」
希が蹲り、下着の上から すんすんと犬のように匂いを嗅ぎながら、すっかり育った俺自身を はむはむと食んでいる。
そして両手で、剥き出しになった双丘を撫でまくっていた。
「おい、希っ!ちょっ、ちょっと…恥ずかしいって…待てって!」
これは…これは真っ裸よりも恥ずかしい。
直 にされても恥ずかしいが、はだけたバスローブとパンイチの俺の格好は、チラ見せ効果でかなりヤバい。
希は俺の動揺を物ともせず、ちろん と目だけ動かして無言で続けている。
「希っ!希ってば!」
ぐいぐい頭を押しのけると、やっとのことで、嫌々顔を上げて
「斗真、痛いよ…
こんなかわいいことされたら理性なんて吹っ飛んじまうって。
純白レースのTバックなんて…これ、どうしたんだ?」
はあっとため息をついた俺は
「…遥さんからのプレゼント。
個人的に“花嫁さん”にあげてるんだって。
“ダンナ様”が喜ぶからって…
嫌だろ?脱ぐからそこどいて。」
希がずいっと顔を寄せてきた。
「嫌なわけないじゃん!大好物の大歓迎だよ!
あぁ…俺の斗真が、俺のために、新婚初夜にこんなセクシーな勝負下着を着けてくれてるんだぜ?
興奮しない訳ないじゃないかっ!
お前…マジで今夜は絶対寝かさないから…」
ぶっちゅーーっ と唇に吸い付いた希は、嬉々として再び俺の股間に移動すると、意気揚々と下着の上から愛撫を再開した。
もうその頃には、その中は俺の先走りでぐちゃぐちゃになっていて…
白い下着はじんわりとシミを作っていた。
心なしか青臭い匂いが漏れてきているような気がする。
希は俺の弱いところをピンポイントで撫でて、時々きゅうっと掴んで、責めてくる。
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