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第377話

希は、ちゅぱちゅぱ と子供のように乳首に吸い付いては甘噛みし、舌を器用に使い俺を責め立てる。 その度に俺は零れ落ちそうな嬌声を必死で飲み込んでいた。 こんな身体にしたのは誰だよっ。 優しくするって言ったじゃないか。 全然スローじゃないし快感を引き摺り出されてる気がする。 そうだ…めっちゃくちゃ攻められてる。 そんな強引な愛撫にも感じ過ぎて… 「…くっ…希っ…おいっ!」 「(ちゅるっ)…んー?何だ?斗真…」 「お前…優しくって…言ったじゃないかっ! もっと、はぅっ…優しく…しろって!」 「あー…無理…これで精一杯優しくしてる。 余裕ないって言っただろ? お前無自覚に煽りすぎだって… 俺、斗真に突っ込みたいのすっげぇ我慢してんだけど。 見ろよ…こんなの…限界だぜ!? 俺なりに、斗真を優しく とろっとろにしてから、ガンガン突きまくろうと思ってんのに… “おっぱいちゅー”もダメなら、即、入れてもいい?」 そう言ってる間も欲張りな指は、俺の乳首を弄っていた。 目の前に晒された希の雄は、青筋が立って我慢汁が垂れ、上下にゆるゆると動いていた。 青臭い匂いが堪らない。 ホントだ…はち切れそう…これは、痛いよなぁ。 ごめん、希…限界だよな。 俺も男だからわかるよ。 けど、俺の願いを聞いて耐えてくれてるんだな… 思わずしゃぶりつきたい衝動に駆られ、希が油断した隙に身体をひっくり返し、マウントを取った。 「うおっ!?何するんだよ、斗真ぁ!」 「…俺の“大事なダンナの息子”をちょっと躾直しするんだよ。 いい子にしてな、ダンナ様。」

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