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第391話
「とにかく…あんまり弄られると、シャツに擦れて大変なんだって。程々にな、程々に。」
ふーん と何か考えていたような希だったが
「じゃあ、程々に」
と言って、ズボンを一気に脱がしてしまった。
「おおっ!」
希が歓喜の声を上げた。
さっき希に渡された黒のビキニパンツ。
そんな一点凝視するなって!
希の視線が真ん中のイチモツに集中している。
恥ずかしいだろ、バカ。
「スッゲェ…エロい…色っぽい…
斗真、もう勃ってんの?
ねぇ…ひょっとして、もう濡れてる?
ココ、シミになって色変わってきてるよ…」
俺は真っ赤になって反論した。
「バカ野郎!
さっきあんだけ乳首弄られまくったら、勃つもん勃つだろうがっ!
そういうお前だって…見せてみろ!」
俺に跨っていた希のズボンを一気に下ろした俺は、目の前の光景に…絶句した。
黒のレースの下着が…
オマケに盛り上がり、はち切れんばかりの重量感が見て取れる。
うわぁ…コレに今から啼かされるのか…
ごくっと喉が鳴った。
希よ、おっ勃てて…お前もか…
下着フェチ、決定だな…
認定書を授与してやるよ…
「すげぇ…インパクト大!
似合うじゃん、希。
何だよ。お前も穿きたかったんじゃねーかよ。
ココ…こんなにしやがって…」
飛び出さんばかりの勢いのソレを指で突いてやった。
「うっ」と呻いた希は
「斗真ぁ…意地悪するなよ…」
と甘えた声でワザと腰を突き出してくる。
それを無視して、なおも指でつんつんと押し続けると
「あっ…」
何とも情けない声を出した望みが、ぶるぶると身体を震わせた。
あー、イっちまったのか…
むわりと漂う雄の匂いに、俺は思わず身震いした。
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