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第394話
「あぁ…斗真…ちょっと離して…」
何で?
気持ち良くなかった?
「…ごめん…俺、下手くそだから…
こんなんじゃイけないよな…
ごめん、希…」
思わず俯いてしまった。
希が俺の肩に手を置き、慌てて
「違うよ!違うよ、斗真!
良過ぎて…またイっちゃいそうだったから…
ちゃんとお前の中でイきたくて…
言葉足りなくてごめん!
お前の中に入りたい。入らせて…」
「希…」
「斗真、頼むから…俺を受け入れて。」
優しくそっと横倒しにされて、絡みついていた布切れを取り去られ、大きな手で身体中を撫でられる。
そうしながら、希も素っ裸になって、俺の片足を持ち上げると、ヒクつく蕾に顔を近付けた。
「うわっ、わっ!
希、それは恥ずかしいからっ!
ローション!ローション使って!」
「ヤダ。俺がちゃんと解すんだ。
黙って感じてろ、嫁。」
ぺちゃり という淫猥な音がしたかと思ったら、ぬるりと穴に違和感が走った。
舐められてる!
舌先が入ってきてる!
あっ、あっ、ダメだ、そこっ!
「汚いから止めろ!止めてくれ!」
「さっき散々俺の息子をかわいがっただろ?
お返しだよ、斗真。
汚くなんかない。俺とお前を繋いでくれる愛らしくて綺麗な所だ。
見ろよ…ヒクヒクして、俺の愛撫を待ってるじゃないか。
かわいいなぁ…
結構柔らかいから…指は何本入るかな?」
ぺろりと自分の指を舐めると、いきなり二本突っ込んできた。
「ひうっ!ばかっ!…あんっ!そこっ、そこは止めてっ、いやっ、あうっ」
一発で俺の弱い部分を探り当て、執拗に攻め立ててくる。
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