478 / 1000

第478話

さてさてこちらでも密談をする獣達が… 「…でさ、俺としては、毎日抱きたい訳よ。 あんなかわいい生き物が側にいるんだぜ? 我慢できるわけないじゃん! それなのに『平日は身体がもたないから』って、金曜日しかがないんだよ… なぁ、どう思う、希?」 「それは気の毒だな。うん、わかるよ。 でもさ、俺達も平日にする時は、なるべく軽めに…“軽めに”って言い方、変だよな… 翌日のこと考えちゃうんだよ。 俺はいいよ?入れる方だから。 腰がちょっと…って時もあるけど、斗真みたいに寝込んだりはしない。 それだけ、受ける側には負担なんだよ。 無理な体勢で、本来なら受け入れる部分ではない場所へ突っ込むんだから。 そんなこと考えると、毎日はかわいそうだな… 俺だって溜まるし、正直言って、毎日愛し合いたいよ、そりゃあ。 やっぱり週末に楽しむって感じかな。 その反動が出て、抱き潰すことが多いけど。 実は昨日まで、斗真の腰ヤバかったんだよ。」 「あぁ…受ける方は負担が大きいからな。 それはわかるんだ、わかってるんだよ。 だから腰に負担を掛けないようにって、気を付けるんだけど、もう夢中になったらそんなことどっかへ飛んでいってるから、結局は意識飛ばすまでヤっちゃうんだよ… 俺の性欲、異常?」 「いや、至って普通。 だって、真剣に心から愛してるヤツと交わるんだぜ? そんなの、当たり前じゃん! …なんか俺、そんなことばっかり考えてる… なぁ、翔…俺、異常?」 「いや、普通。」 「…翔…」 「…希…」 がしっ と力強くハグをして、背中を叩き合う二人… 「…そうそう、後でさ、二人でこれで楽しんでよ。」 「さっきのプレゼント? 何だろう…楽しみ!空けていい?」 「いいよー!」 「……………おおっ♡ 希…ナイス セレクト!グッジョブ!」 またまたハグをし合う二人…

ともだちにシェアしよう!