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第515話

うーーっ… 「…これ、するのか…」 「だって…さっき約束したよ、斗真…」 キラキラ目のイケメンが、俺の両肩に手を掛けた。 「『男に二言はない』よな?」 口の端を片方上げて不敵に微笑む希に、俺の腹は決まった。 「おう!二言はないぞ!用意するから待ってろ!」 寝室へ駆け込むと、着ている物を全て脱ぎ去り、エプロンを着ける。 後ろ手で紐を蝶々結びにすると、あっという間に『新婚嫁の斗真ちゃん』出来上がり! 股間が少し盛り上がるのはご愛嬌か。 うへぇ…引くわ… 頭を掻き掻き、ぶつぶつ言いながら希の元へ。 俺の気配に振り向いた希は…ふるふるしてる? 「…斗真… かっわいいっ!何それっ… セクシーでキュートで…最高!!!」 叫びながら、俺に抱きついてきた。 うわぁ… 匂いを嗅ぐな! 尻を揉むな! 横から手を入れて乳首弾くな! 前を擦り付けるな! 「…希…落ち着け…離れろ…」 「やぁだ…もう少し…」 いつまでやってんだ… わっ、割れ目をなぞるな! タマを突っつくな! 背中を擽るな! 希の思うがままに、弄られ撫で上げられて、不覚にも俺のジュニアが勃ち上がり、布を押し上げている。 「ほらぁ…斗真も…」 布越しに擦られて、じわりと先走りが溢れ、エプロンに染みを作ってしまった。 「ばっ、ばかっ!止めろよ! 片付け!ほら、片付けするのにエプロンしたんだから、早く食器持って来い!」 「えーっ…こんなになってんのに!?」 「言うこと聞かないと…脱ぐぞ。」 俺の脅しが効いたのか、希が慌てて食器を流しに次々と運んで来る。 よしよし。 駄犬にはアメと鞭だね。 鞭はいいけど…ご褒美のアメが怖い…

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