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第703話
「ふえっ!?またっ、大っきく」
「ばかっ!そんなこと言って煽んなって!」
「そんなこと言っても…はっ、あっ」
「…ほら、力抜いて…ゆっくり、下りて…」
「んっ、はっ…んんっ」
じょり と下生えが斗真の肌に当たった。
全部入った…
俺の腹に手を添え、はぁはぁと肩で息をする斗真は涙目になっている。
みっちりと埋まったソコは、少し動くだけで腹の奥がきゅっと締まる気がする。
「かーわいい…俺の斗真。」
よくできました、いい子、いい子と頭を撫でてやると、むう と膨れて睨まれた。
睨んだって怖くないぞ。
潤んだ目で見つめられて、胸がときめく。
そう。
そうやって俺を睨んだまま、動いてごらん。
心の中で命令しながら、軽く突き上げた。
「あっ」
不意打ちを食らったのか、フラつく斗真の腰を抱え、数度打ち付ける。
ついでに、ぽっちりと固くしこった乳首も引っ掻いてやると、くっ と堪えた声で仰け反り啼いた。
うーん、堪らん。
壮絶に色っぽい。
「ほら、気持ちいいとこ当ててみな。
やらないなら…こっちから責めるぞ…」
うー とか、んー とか唸りながら、斗真がやっとやっとで ゆるゆると動き出した。
「…希の…スケベ!」
「ふんっ、スケベ上等!
お前に関しては、俺は一切の理性が吹っ飛んでただの獣になるから覚悟しろっ。
俺がどれだけお前を愛してるのか…感じろ!」
腹筋を使って上体を起こし、対面座位の体勢を取った。
慌てる斗真の腰を掴み直すと、半分抜いて浮かせて引き戻す。
「あっ!!!」
瞬時に余裕のなくなった斗真は我慢しきれなくなったのだろう、その動きに合わせてバウンドし始めた。
切っ先が、ナカのコリコリした部分を掠め、時に抉り、その度に斗真が甘い声を上げる。
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