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第758話

一瞬何を言われたのか、頭の整理のつかなかった俺は ぼおっ としたまま、斗真に腕を取られると寝室へ連れ込まれた。 斗真は俺のパジャマと下着をポイポイと脱がすとベッドに押し込んだ。 そして、自分も一糸纏わぬ姿になり 「あ、そうだ。今日はだぞ、希。」 そう言ってクローゼットを開けると、何やらごそごそとしていたが、そのうち俺の横に潜り込んできた。 ぎゅっと抱きしめると、素肌のはずの下半身に何かが当たっている。 「斗真、何が“特別”なんだ?」 斗真は悪戯を見つかった子供のように、えへへ と笑うと 「お前が喜ぶことしてやってるんだよ。」 と言い、下半身をぐいぐい擦り付けてきた。 この感触は、まさか… 「斗真、これ…」 「ノゾミちゃんの好きな、白のレースのTバックだよ。 ありがたく思え。」 そっと斗真の腰に手を当てると、これはまさしく『特別なご褒美』のおパンツ様だった! 「斗真っ♡」 「…レース、破るなよ…」 「うんっ!」 既に大きく育った竿を斗真の下着に擦り付けながら、唇に吸い付いた。 斗真のも大きくなってる。 うれしくて、口内にむしゃぶりついた。 「…んっ…はっ、希…お前っ、熱…熱は?」 「…んなもん、はっ、どっか…行っちまったよ…んっ、斗真ぁ…」 口元は互いの唾液で(まみ)れてベタベタに。 小さな布切れからはみ出した斗真の竿に俺のを擦り付けていると、先走りでびしょびしょになっていた。 完全にナマではなく、一枚の布で隔てられたその部分がもどかしくて、でも気持ち良くて、俺は腰を動かしていた。 「…希、早く…脱がせろ…」 「やだ…せっかく斗真がご褒美くれてるんだ、 もう少し楽しませて…」 「…っ…変態っ!」 「お褒め頂きありがとう。」 ニヤリと笑い、布団に潜り込んだ。

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