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第910話

マイクとユータは両手に戦利品の入った袋をぶら下げ、意気揚々とタクシーまで帰ってきた。 「お帰りやす。ほほう…随分とお土産買われましたね。」 顔を見合わせて頷くと、マイクとユータが笑っている。 更に時間延長して良かった。映画村、満喫できたんだ。 「この時間なら…広隆寺は明日にされますか? 嵐山はまだ混雑してるようですから、今日はそこで時間一杯過ごされては如何でしょう?」 「斗真、そうしようか。 時間を押して回っても疲れるだけだし。」 「そうだね。 ユータ、君のお目当てのハンカシユイさんには、明日会いに行こう。 時間的にちょっと難しい。」 「OK!君達に任せるよ。ね、マイク!?」 「勿論!オガワサンに任せれば安心さ。」 「小川さんのオススメの通りにします。 今日は時間一杯嵐山で。」 「はい、承知いたしました。 丁度夕方の美しい時間にかかりますからね、どうぞお楽しみ下さい。」 「うわぁ…何だ?この人混み…」 「大渋滞じゃん!」 そう、小川さんの言う通り、観光客でごった返す嵐山。 「希、ここから歩いた方が早いかも。」 「俺もそう思った…マイク、ユータ、渋滞凄いし歩きの方がいいみたい。どう?」 「俺達は全然構わないよ!ね、マイク!」 「あぁ。オガワサン、ここで降りれる?」 「小川さん、ここで降ろしてもらって、駐車場待ち合わせでもいいですか?」 「私は何処へでもお迎えに参りますよ。」 「じゃあ、一応駐車場にして、何かあれば連絡するというのでいいですか?」 「はい。ではそのように。」 時間の確認をして、俺達は歩き出した。

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