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第988話

俺はちゃんと斗真の顔を見たくて、手元のスイッチを探りフットライトのスイッチを入れた。 オレンジ色の優しい光の中に斗真が浮かび上がる。 少し明るくなり、お互いの顔も身体も分かるようになった。 照らし出されてお互いの顔形が見えるようになったことに対してだろう、騎乗位になっている斗真は少し眉を寄せて俺を軽く睨んだが、俺から視線を外さぬまま、見せ付けるようにゆるゆると腰を揺らし始めた。 イイところに当たるのか、時々「んっ」「んんっ」と鼻に抜けた甘い声を漏らしている。 誘われるように、手を伸ばして赤く色付いた胸の飾りを摘むと、びくりと跳ねた。 その拍子に後孔が締まり、危うく暴発しそうになった。 お返しにとばかり、親指と人差し指で捏ねていくと、固くなる乳首がかわいくて、ますますその指先に集中していると、手を払い除けられた。 「…そこばっか…あんまり触んな…」 頬を染め目を潤ませる斗真に、ますます欲情する。 「斗真…この絵面(えずら)…すっげぇエッチ。 動画で残しておかずにしたいくらい。」 「ばっ、ばかっ!何言って、あうっ」 堪らず不意打ちで突き上げた一撃に、斗真が甘い声を上げた。 と同時に、斗真の先端からびゅくりと白濁の液が飛び出して俺の胸元に落ちた。 はぁはぁと荒い息を吐いて俺を睨み続ける斗真。 その目は潤んだまま。 俺も視線を逸らさず、胸に落ちた液体を掬い取り、ぺちゃぺちゃとワザと音を立てて舐め上げた。 「斗真の味がする。」 ぼふっと身体中赤く染め上げた斗真が 「希のばかっ!エッチ!助平!変態っ!」 「変態って…変態、上等! くそっ、ぜってぇ啼かせてやるからなっ!」

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