え…頭撫でられてる… 思わず涙目のまま見上げると、そこには昔の希の笑顔が… と、俺の視線に気付くと途端に急に冷たい目に戻り、俺の髪の毛を掴んだ。 「いったい今までどれだけの奴のを咥えてきたんだ？」 蔑むような視線と侮蔑の言葉。 違う、俺は…そんな… 否定も訂正もさせてもらえず、身体をひっくり返された。 ぱちんと音がして、双丘の間に冷たいものが落ちてきた。 「ひゃっ？」 四つん這いのまま振り返ると、ローションを逆さにしている希の姿が目に入った。 「さっきのご褒美だ。ぐずぐずに蕩けさせてやるよ。」 ぬぷりと指が入ってくる慣れない感覚がして、背中が反り返った。 きゅぅっと指を締め付ける俺に、上から乾いた笑いが降ってきた。 まるで生き物のように襞を引っ掻き動き回る指は、やがてある一点を探し出した。 「ああっ？？」 この間も散々責められて善がり狂った場所だ。 そこを弄られるとヤバい。 身を捩って逃げようとするが、ガッチリと腰を押さえ付けられて動けない。 「…これでイかせてやるよ。」 無機質な声とともに目の前に差し出されたのは…バイブ？ それにローションを纏わせカチリとスイッチを入れると小刻みに揺れ始めた。 まさか、これを入れてイかされる？ 嘘。嫌だ。止めてくれ。 抵抗も虚しく、それは唸る音をあげ ぐちゅりと音を立てて簡単に侵入してきた。 「くぅっ…いっ、いやだっ…うっ、止めてくれっ」 ブーンという音が腹の中に入ってきて、遠慮なく内壁を所構わず擦り上げた。 堪らず腰を引いて逃げ出そうとするのを固定され容赦なく抽挿を繰り返され、中で蠢く そいつは俺の弱いところを果敢に責めたくる。 「ひいっ！やっ、やだっ…そこはっ…やっ、はぁんっ…あっ、はぁっ」 拒絶の声が次第に艶を増た嬌声に変わり、両腕で支えきれなくなった俺は、シーツに突っ伏して尻を高く上げ、肩と頬で体重を支える体制になり、俺自身の先からは透明な液体が絶え間なく零れ落ちてシーツにシミを作っていた。。