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第68話
「俺がどんなにお前を欲しがってるのか、とことん証明してやる。
斗真…とろっとろに蕩けさせてやるよ。」
スーツのジャケットを剥ぎ取られ放り投げられるのが見えた。そして、しゅるんとネクタイを外され、それも投げ捨てられた。
逃げようとした腕を取られ背中から抱き留められると、シャツを一気に両サイドへ開かれたせいで、ボタンが一気に弾け飛んだ。
腕だけシャツの袖で纏められ、上半身が露わになった。
外気が素肌に纏わり付き、今から何をされるのか本能で期待する俺は身震いして、触られてもいないのに胸の粒は勝手に硬くなっていく。
希は両手でそこをくりくりと捻ったり揉んだりしてきた。
「ああんっ!」
じんじんと電流のような痛みに似た快感が広がり、思わず声を上げてしまう。
単なる飾りだと思っていた赤い尖りは、少し弄られただけでも、すっかり歓びを覚えて反応してしまう。
「すっかり感度が良くなったな、斗真。
どうだ?気持ちイイだろう?」
希に開発されたその粒は快楽に素直で、乳の出ない小さな穴に爪を立てられ、カリカリと引っ掻かれると、背中が仰け反り、ひとたまりもなく甘い声が口から零れ出してしまう。
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