108 / 1000
第108話
希が俺の上に被さってきた。
ちゅっ…ちゅっ…くちゅ…
角度を変えて求め合う唇。
だんだん希自身が固く大きくなるのを下半身に感じる。ヤバい。
「…はっ、はあっ、希っ、ばかっ…下にみんな…いるから…」
ちゅ…ぬちゅ…
「ダメだ…抑えが効かねぇ…」
ドスッ
「ぐふっ!…っ痛…痛いっ、斗真…」
快楽に流されそうになった俺の拳の一撃が、希の脇腹にクリーンヒットした。
「…はっ、はぁっ…はあっ…バカ希っ。
こんなとこで…バレるじゃないかっ!ばかっ!
我慢しろよっ。
俺だって…俺だって必死に耐えてるんだから…それくらい…わかれよ、ばか…」
「…じゃあ…ご両親には申し訳ないけど、早く帰ろう。
…お前が欲しい。」
「バカ…フェロモン全開にすんなって。
そんな色っぽい目で見られたら勃っちまう。
それでなくても今のキスで半勃ちなんだぜ。」
「…俺は臨戦態勢オッケーなんだけど…
コレ、どうしてくれる?このままじゃ下にも降りていけないし、街中歩いたら公然ワイセツ物で逮捕されちまう。
…仕方ない…抜くか…」
ともだちにシェアしよう!