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第108話

希が俺の上に被さってきた。 ちゅっ…ちゅっ…くちゅ… 角度を変えて求め合う唇。 だんだん希自身が固く大きくなるのを下半身に感じる。ヤバい。 「…はっ、はあっ、希っ、ばかっ…下にみんな…いるから…」 ちゅ…ぬちゅ… 「ダメだ…抑えが効かねぇ…」 ドスッ 「ぐふっ!…っ痛…痛いっ、斗真…」 快楽に流されそうになった俺の拳の一撃が、希の脇腹にクリーンヒットした。 「…はっ、はぁっ…はあっ…バカ希っ。 こんなとこで…バレるじゃないかっ!ばかっ! 我慢しろよっ。 俺だって…俺だって必死に耐えてるんだから…それくらい…わかれよ、ばか…」 「…じゃあ…ご両親には申し訳ないけど、早く帰ろう。 …お前が欲しい。」 「バカ…フェロモン全開にすんなって。 そんな色っぽい目で見られたら勃っちまう。 それでなくても今のキスで半勃ちなんだぜ。」 「…俺は臨戦態勢オッケーなんだけど… コレ、どうしてくれる?このままじゃ下にも降りていけないし、街中歩いたら公然ワイセツ物で逮捕されちまう。 …仕方ない…抜くか…」

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