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第115話

「あっ!?希…それ、ヤバい…あっ、あっ…」 「ほら、斗真…お前も一緒に握って…そう、そこ…イイ子だ…」 二本の肉棒は、俺達の手に包まれ擦られ、次第に熱が先端に集中し…どくっと弾けて、白濁の液が俺達の腹や胸に飛び散った。 はあはあと二人の荒ぶった息だけが聞こえる。 未だ俺の昂りは治まってはいない。 俺はオスの匂いを放つ二人の体液を掬い取ると、斗真の蕾に擦り付けた。 びくっと身体を震わせ、きゅうっと蕾を締め付けた斗真の尻を叩き、優しく声をかけてやる。 「斗真…解してやるから力抜いて…」 ちゅ、ちゅっとリップ音を鳴らして顔中にキスをして、喉元から鎖骨へ唇を添わせていくと、斗真が吐息を漏らしながらイヤイヤと首を振る。 俺自身が斗真のそれに微妙な当たり方をして、その気持ち良さにまた大きくなっていた。 怒張したものを斗真に擦り付けながら、指で慎ましやかな入り口を解していく。 ワザと聞こえるように、ぬちゅぬちゅといやらしい音を立てると、斗真から抗議された。 「…希は意地悪だ…」 頬を染め、ふいっと横を向く斗真に胸がキュンとする。 「意地悪じゃない。お前を最高に気持ちよくしてやろうと思ってるだけだ。 俺も…一緒に気持ちよくなりたい。 斗真、愛してるから。」 斗真はじっと俺を見つめていたが、ふうっと大きな溜息をつくと 「好きにしろ… 俺だって負けないくらいに愛してるから。」 あーあーあー 最高級に煽りやがって。もう止まんねーよ。

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