16 / 124

恵果 8

熱くジン...と熱を帯びた指先が食まれた。 朝陽さんの舌が私の指先をぬるりと滑って行って、私はこの少年の舌にありえない程の欲を感じてしまった「ぁ...」うっかり漏れた喘ぎに、思わず我に返って慌てて指を引き抜いた。 「だっ、大丈夫ですから」 あぁ、私は...どうしたのか。 指先も、頬までも熱い

ともだちにシェアしよう!