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朝陽 49
涙目で問われて思わず笑った。
「それこそ愚問じゃないですか?」
気持ちいいのは、根元まですっかり僕をのみこんでいるあなたの方でしょう?
赤く尖った乳首を舌の腹から先を使って丹念に舐め上げてゆくと、白い頸がのけ反り声が漏れた。刺激のせいですっかり敏感になったそこを指で弄りながら唇を脇腹へと移動させる。
擽ったいのか感じたのか、恵果さんが躰を捩ると、中で当たる場所が変わった様で「あっ……ぁ…!」と喘いで抱きついてきた。
目の前には地肌が見える程体毛の薄い恵果さんの柔らかい脇が見える。引き寄せられるように顔を近づけて舌先で押し上げるように舐めると、切ない声で鳴いて僕を強く締め付けてきた。
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