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恵果 51

荒い息遣いと、熱い体、部屋の中で和室に敷かれた畳の独特な香りは既にいやらしい性の香りに支配され、狂おしい程に朝陽さんの拍動に合わせて喉を突き上げた。 「っぁ...はっ......ぁ、」 奥を探られ、いい場所を擦られると喉が何度もヒューヒューと音を立てて空気を取り込もうとする。 口角からはだらしなく滴る唾液と、太股を伝って流れ出る体液は一度彼が私で果てた証だと知らしめる。 「ぁぁっ!...んんっ」 どんなに喘いでも、彼の動きは激しく淫らで、ドロドロに溶かされ支えを失った上半身はだらしなく着物の上に沈んだ。 それでも尚朝陽さんは中で暴れ回り私の体が内側から痙攣を始めた。 「やっ、も、イっ...いあぁっ」 声に逃そうとした快楽は、私の中で爆ぜて内側から快楽の波が押し寄せると、中にいた朝陽さんも何度か強く私の中に腰を打ち付け汗を飛ばす。 「も、や、イきましたからっ、やっ、もいっぱい......」 2度目の彼を受けて、私の中が満たされた。

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