というわけで、無理やりぶっつり切られたテレビ電話に若干僕は怒り気味です。 　怒り気味ですが、取りあえず、このアンドロイドとやらを開けてみたいと思います。 　「にしたって、ちいせぇ箱だなぁ」 　一人暮らしも年期入ってきますと出ます。 　独り言。 　最近テレビにすら突っ込むからね。 　……さびしくないもん！！ 　って、アンドロイドでもいたらこんな寂しさはまぎれるのかな？ 　いや、彼女がいればその心配はないんじゃなかろうか？ん？だがいま俺の目の前には彼女ではなくアンドロイド。 　結局せつねぇな。 　「これで出てきたのがオッパイでっかい美人のおねぇちゃんアンドロイドだったらよけい俺オワタ＼(^q^)／だよなぁ」 　なんて笑いながらびりびりビリーってガムテ剥がして段ボール開くとあのプチプチね。ストレス発散に重宝するやつ。 　それも無視してさらに梱包をはぐ、と。 　「… 　　…… 　　………… 　　……………… 　　…………………… 　　はい、全裸幼女ドォォン！」 　って、いやいやいや。 　あかんやろこれはぁぁぁぁぁあああ! 　これはもうどうやったってあれですよ？ 　ぺったんぺったんつるぺったん♪ 　もいいとこですよ？ 　はい、俺別の意味でオワタ＼(^q^)／ 　「って、まぁ、あれだと思うんだ。たぶん。なんて言うんだろう。着せ替え人形的な？」 　それならセーフだろ？ 　な？セーフ。 　っていうか、ほら、この子あれだし、足の間に俺と同じのついてるし。ほら、アウトかセーフかっつったら。 　アウフ！！ 　いや、セフトか？ 　「つか、こんだけかわいくててぃんこついてるってどんだけ……」 　いやいや、かわいいとか思ってる時点でアウトだし、なんかキューンンンとか言っちゃってるけどなに。なんなのこれ。 　「オハヨウゴザイマス、マスター」 　オハヨウゴザイマスターってなんだよ。 　お早いのかよ。お早いの過去形かよ？ 　ってかなんで起動してんだよ？ 　起動戦死俺。