『あっ…ハァ…』 先輩の口の中は熱くて、トロトロで… 今にも溶けてしまいそうだ。 絶妙な加減で舌を絡められ、時折チュクッと吸われるとすぐに持って行かれそうになる。 必死に先輩の髪に指を絡め、耐えるけれども限界は近い。 『ん…』 ジュボジュボといやらしい音をさせながら、俺を追い上げる先輩の口元がやけにいやらしく見える。 『あっ…ダメ!!イっちゃぅ!!せんぱ…口…離し…』 先輩の口から引き抜こうと力を入れるが、指を絡めていない方の手でガッチリと腰をホールドされていて身動きが取れない。 『うっ……ん…』 小さな唸りと同時に俺のモノからは熱い白濁が溢れた。 ゴクリと先輩の喉が鳴り、慌てて起き上がる。 『先輩!!何飲んでるんですか!!!吐いてください!!』 懇願するがすでに遅くて、先輩は優しく微笑んで俺の頭を撫でてくれた。 『俺、今すげー幸せ。』 ニッと笑ってそう言う先輩が愛おしい。 大好き。 本当に大好きだ。 『先輩…交代しましょ…』 先輩をベッドに押し倒し、ベルトとボタンを外しチャックを下ろすと、ズボンと下着を脱がせた。 『お前…』 『当時の俺とは違いますから…』 ドキドキしながら震える手で先輩のモノを握る。 当時は何もかも初めてで、俺が先輩のモノに触れるなんてことはなかったけれど、今は違う。 離れていた間に俺も色々と経験して大人になった。 今なら先輩を気持ち良くさせてあげられる… そう思い、上下に緩く扱き始めた。 先からトロリとしたものが溢れ、俺はそれを舌先で舐めとると、熱く猛る先輩のモノを口へと含んだ。 『ん…』 先輩の口から漏れる声に俺のモノが反応する。 先程出したばかりだというのに、俺のモノはすっかり勃ち上がっていた。 『り…く…』 掠れた声で俺の名前を呼びながら髪に指を絡めてくる先輩。 眉間にシワを寄せ、押し寄せる快感に耐えているその顔はヒドくセクシーだった。 裏筋を舐め、時折先をチュクッと吸うと先輩がビクつく。 嬉しい… 俺の行為に感じてくれている… 『も…いいから…』 そう言って、先輩が俺の頭をやんわりとどける。 『でも…』 『これ以上されると出ちゃうから…』 『あ…』 『勿体無いだろ？』 そう言いながら先輩の上に引き寄せられた。 ちょうど先輩の胸に俺の耳が当たり、ドキドキと速い鼓動が聞こえる。 俺にドキドキしてくれてるんだ… それだけでも嬉しくて、俺は泣いてしまいそうだった。 『まだ泣くの早いから。』 『えっ？』 『顔。泣きそうだけど？泣くのはこれからだろ？』 そう言うと先輩がベッドの上で転がり、俺を組み敷いた。