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第6話 月の悪逆 -2-
そして何とあの日の一回が終わりではなく、俺がセレニ・ダシュプールに身体を奪われる日々が"始まった"のである……。
『―……兎の尾はマダ生えて来ないノか?』
「ひはッ!?」
今度は俺が食器荒い中に現れ、ズボンと下着を一気に下ろされた……。な、な、なッ……! 何をッ!???
そしてエプロンはそのままに。上着の前が胸下辺りまで破れるのを無視して袖を無理矢理伸ばして後ろで縛り腕を使えなくし、下を全て剥ぎ取り露出させるとダイニングテーブルの上に俺を転がして、平常状態のペニスに舌を這わせてきた。
―……ぺろッ! ……ビクン!!
「ッ!!!」
セレニ・ダシュプールにペニスの先端を突然舐められた時、俺は大きく身体を揺らしてしまった。
―……不味い……。
そう思った時には、すでにセレニ・ダシュプールは俺のペニスを口内に収め、吸い舐め始めていた。
『んんッ……じゅぶッ。じゅぼ……じゅぶじゅぶ……。ん、ん、ん……』
「ぅ、ぁ、あ、ぁ……! あああッ……あ、くぅうう……!?」
ゾクゾクとビリビリとした感覚が同時に俺の中に起こり、俺は背を弓にして股間を突き出すように喘ぎ声を上げた。
セレニ・ダシュプールは俺のペニスを何度も舐め上げ、追い詰められた俺のペニスは……
『見ロ。芯が通ってキタ。……我の舌で育てた芯ダ』
「…………くっ!」
言われた事実に、俺は涙目になってきた。
『……我が最後まデ、お前ノをしゃぶってヤル』
「へ……? ぇ? ……ぇ? ……ぃッ……! ひ、ひぁ、あ!! ぁう! ああ、ああ……ッ???」
セレニ・ダシュプールに再びペニスをしゃぶられて、俺は喘ぎ声を上げた。
そして奴の口内から与えられる愛撫に、早くも追い詰められた俺のペニスは射精感に震え始めた。
俺は興奮した熱で朦朧とした中、セレニ・ダシュプールに「出る! 出る……!」と訴えていた。
俺の昇り詰めた訴えに、セレニ・ダシュプールは……
『出セ』
と短く許しの言葉を発すると、射精させる為に手でペニスを高速で扱いてきた。
―じゅ! じゅ! じゅ! じゅ! じゅ! じゅ! じゅ! じゅ! じゅ! じゅ!
セレニ・ダシュプールの口と手に育てられた俺のペニスは、最後の仕上げの手コキに従順に……歓喜の放出ショーをした。
―…………びゅ! びゅ! びゅ~~! びゅ~~~~!!! びゅ~~~~! びゅ~~~~! びゅ~~~~!!!
「~~~ッ! あ、あ、ああ、あ……!!」
『フフ……出したナ……。ン……温かイ……』
「……!???」
……俺……セレニ・ダシュプールに顔射してる……!?
『ほウ? お前の精液は美味イな』
ペロペロと俺の射精直後の精液を舐め取り、セレニ・ダシュプールは射精直後の虚脱状態の俺に口元に自分の巨ペニスを宛がってきた。
唇に触れている所から伝わってくる、奴のペニスの熱……、あつい……。
『今度ハ我のヲ舐めろ』
「…………ヤだ……」
そんなの、当然の答えだろ!?
小さく答えた俺の唇が再び閉じない内に、セレニ・ダシュプールは何と俺の口内に巨大なペニスを……………………捻じ込んできた!
『―…………舐メろ! シャブレ! 咥えロッ!!』
「や………………んぶッぶッ!!!?」
―じゅぼぉんッ!!! じゅぶ! じゅぶ! じゅぶ! じゅぶ! じゅぶ! じゅぶ! じゅぶ! じゅぶ! じゅぶ!…………
無理矢理口内に差し入れられ、頭を掴まれて俺の意思とは関係無く前後に動かし、強制的にペニスに奉仕するようにやられる。
ストロークの始めと終わりに俺の口の端から、唾液と奴の先走りが混じった液体が溢れ出て、長い糸となりダイニングテーブルや床に落ちて行く。
俺はこの屈辱の時が早く終わる様に、眉を上げて目頭に力を入れた。
そして、遂に奴のペニスが俺の口内で熱と太さを増させて……膨らんだ先端の割れ目から熱い精子を俺の口内に放出して来た。
―ぶびゅ! ぶびゅううう! びゅう! びゅ――――――――……!!!
「~~~~!??」
大量の精液が俺の口内に溜まり、受けきれない精が端からドロリドロリと溢れ出る。
そしてセレニ・ダシュプールは俺への一方的な口内射精が終わるとペニスを引き抜き、奴の精を口内で受けて膨らんだ俺の口元を手の平で覆い、『全て飲メ』と冷たく俺に命令してきた。
俺は涙目で緩く頭を左右に振り、拒絶を示した。
出したい。吐き出したい……。全部は吐き出して、口内をくまなく清掃したい…………。
『飲メ』
益々鋭く冷たい声色をセレニ・ダシュプールは発してきたが、俺は再び頭を左右に振った。
『拒絶、スルか』
「………………」
この言葉には素早く頭を縦……上下に振る。
『……許さヌ。即刻飲メ』
俺のそんな素直な拒絶反応が気に食わないセレニ・ダシュプールは再び俺の口元を手の平で覆い、強制的に青臭い性臭と奇妙な甘みが感じられる精液を嚥下する様に"力"を発動させた。
そして俺は奴の掌から発せられた何らかの"力"により、喉を鳴らして口内の異物を飲み込み始めた。
―こく……こくこく……こくん、こくん、こくこく、こく…………
「~~~……! …………、……、………………」
一度決壊してしまった俺の嚥下活動は、止る事無く口内の精液を飲み下していく。
そして頬の膨らみが無くなり、飲む物が無くなったのを感じ取ったセレニ・ダシュプールはやっと俺の口元から手を除けた。
手が離れる時、唾液か精液か分からない液体が俺の口と奴の手の平を繋ぐ糸を作り、それが細く伸びた。
涙と精液、涎に濡れている俺の顔を見ながら、セレニ・ダシュプールはこんな質問をしてきた。
『我の精液ハ美味かったカ?』
「―……マズ……いいいいぃいうぅ!?? うあ、うぁ、うううう……ああああ!! 痛い! ぃ……たい、痛い痛い痛いッ! いたいぃい――!!」
質問に対する俺の言葉を最後まで言わせないでセレニ・ダシュプールは両方の乳首を"ぶにゅ"と抓み、強く捻り上げて来た。
潰して変形した乳首を更にクイクイと上下左右に強く引っ張りながら、セレニ・ダシュプールは『……ドウなんダ?』と再度質問してきた。
「~~~ぉいひッ! おいひ、カッたれす……!!!」
コレしか……この答えを出すしか、この強く乳首を抓みあげる行為を止めてはくれなんだろ! 横暴だ……!! 暴力反対ッ!
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