7 / 15

第7話 月の悪逆 -3-

「ヨシ……。飲んダ褒美に我のペニスをヤル」 「……へ? ……ぇ? え? ええ? え? ……ッひ! ひう! ひううううう!!! う―――! ぅあ、あああああッ!!? ……――ッ! ッ!!!」 ―ずにゅ……ぬちゅ、ぬぎゅううううぅ……ミチミチミチミチ……ミチィ……いいいい……………………!!!! ぶちゅぶちゅちゅン!!!!! 大した慣らしも無く、無理矢理対面状態で俺の中に侵入蹂躙し始めた巨大なウサギ魔物ペニスに俺は仰け反り、最後は言葉が出ない位、体内から恐怖に震えた……。 突然の巨根挿入でアナルをぶち抜かれた衝撃に涎を垂らしてヒクヒクと動く俺を見下ろしながら、セレニ・ダシュプールは薄い笑いを混ぜた声色で俺に話しかけてきた。 「……アア、ホラ……一気に根元までイレタぞ。ドウだ、お前の半魔淫乱アナルで味わう、魔物として完成された我の極上ペニスの味ハ?」 「……や…………らぁ! 抜いて…………抜いて!! 俺から出て行け!! ……俺にそのバカデカのペニスをいれるなぁ……!!! ……ッあ、あ! あぅ……んんッ!」 叫び声で拒絶の意を示し、俺は奴の下で暴れた。でも、俺のそんな態度に焦りの色など全く出さずに、奴はむしろ呆れた声色を出してきた。 『口を塞がなけれバ、煩い言葉バカリ吐くとは……。答えにもナってナイ。……はぁ、ハァ……ハァ…………ステア……、ステアぁ……』 「煩い! 俺は……お前なんかイやなんだ! ~~~神父様……しんぷさまぁ……!! …………しんぷ……ッ……はぁ、はぁ……、さ、ま……ッ! あぁあ……! 中でペニスを益々おっきく、する……なぁ……ああッ……あ、ぁ……あん、あぅ、ぅ、ううッ!!」 俺の言葉を無視してセレニ・ダシュプールはユサユサと抽挿の動きを開始しながら、俺の内部を更に押し広げてきた。マジかよ!?  『……ソウダ。善がり泣くき、喘ぐ……そういう声だけを存分に出セ、ステア……! 我を乞う声をモット出セ……キカセロ! ……ハァ、あ、ああッ……あ、あッ! ステア……! 気持ちイイ……!! ヤハリお前は我の番にシテヤルゾ……!!』 ―ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュううううううう!!! 「ひっ!! こッ、今度こそ! 今度こそ……俺のアナルがバカになって、元に戻らなくなるぅうう……。ううっ……うう……! やぁ……だぁ……ッ!!」 奴の魔眼で力を抑え込まれ、俺は体位を変えて今日も尻を捧げる様に突き出している。 呪いの力で更に効き易くなった俺の淫乱な半魔の身体は、セレニ・ダシュプールの青筋目立つ巨大な魔物兎ペニスを悦んで受け入れてしまうんだ。 「こんな……こんな奴の……神父様! 神父様ぁ! ……~~~ッ!! …………し、神父様のペニス以外のなんか……やだぁ……やだやだやだ……!!!」 泣き叫ぶ俺に覆い被さりながら、セレニ・ダシュプールは震える声で歓喜の言葉を吐いてきた。 『アアア……イイ……。温かくて、程好くウネリ湿り始めたオマエの熟れ濡れたアナルは最高の場所ダ……。モット、モット、我ニ味わわせろ……。ゥウウ……うう……。くくく……クク……!』 ―じゅぼ! じゅぼ! じゅぼ! じゅぼ! じゅぼン! じゅぼン! じゅぼ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュウ! ズチュウ! ズチュウ! ズチュ! じゅぼ! じゅぼ! じゅぼン! じゅぼン…………!! 「は……ッ、激しいぃいぃ……!! ……俺の中、掻き出される……!? 掻き出されるよぉ……! やだ……やだぁ……!! あああああああああ!!!」 激しい抽挿行為で俺の……アナル、捲れちゃう……!? 結合部からは内部から掻き出されて泡立つ俺と奴の液体がボタボタと飛び散り、周囲に円形の染みを量産してた。 「くぅ! くううぅう"……! うう~! う――ッ!! うッう"……!!」 『はぁ、ハァ、ハァはぁ、はぁ……ステア、ステア……。ん、ん……はぁあ……ぁ……ステァ……』 熱っぽい奴の満足気な声を聞きながら、俺は悔しさと怒りの涙で頬を濡らした。 幾筋も涙の痕を作りながら、俺は歯を食いしばり絶対に奴のペニスではもう喘がないと心に……神父様に誓った。 脳内に神父様を描き、この屈辱の交わりの時が早く終わるのを願う。願う。願う。願う。願う。 ―ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ!…… 「んッ! ん、はぁ、は……はぁ、はぁ……!! んんんんんッ!」 『ステア……っ! アア、我のをモット包んでクレ……!オマエの淫靡に蠢く尻肉で……ッ!! ハァ! はぁ! ハァ、ハァ!!』 ―ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ!…… セレニ・ダシュプールの声と、結合部から溢れる淫靡な抽挿音を聞きながら……俺は…… ……………………涙を流し、早く終わるのを願うしか、叶わなかったんだ…… あの涙の誓いから数日後の夜、俺が寝ようと寝室のドアと開けたら……何と我が物顔でセレニ・ダシュプールがベッドを占領していた……。 「か……帰れッ! 出て行け!!」 『イやだナ。帰るにシテモ、ステアが我に善がり狂う身体と声ヲ楽しんでから帰ル』 そう言って、セレニ・ダシュプールは俺を素早く全裸にするとベッド上で無理矢理四つん這いにさせ、アナルが見えるように尻たぶを開いてきた。 そんなセレニ・ダシュプールの動きに恐怖していると、奴はどうやら無理矢理暴いたアナルにペニスの先端を付けて、どうやらヌチヌチと先走りを塗りつけている様で……。この間、……俺は何故かあまり身体が動かず、奴の好きにされてる……。何かの術……か? そしてセレニ・ダシュプールはそんな行為をしていたかと思うと、今度はピタリと先端をアナルに宛がい、そこで自慰行為を始め、何と…… ……俺のアナル目掛けて射精をしてきたのである! 俺はアナルに熱い精の迸りを掛けられるのを感じ、何と俺のペニスは、俺の意思とは関係無く淫乱性を現して……ヒクヒク……してきた……。で、でも、ダメ! だめ!! 鎮まれ!!!  鎮まれー!!! そして俺が必死に自分のペニスの立ち上がりと戦っている時、精液に濡れたアナルが……………………"メリ……メリ……"と広げられた。 「……ぁ……? あ、ぇ? ……あ? ……!! ッ、あ、ああ、んぁ……!? 指ッ……!? 指……なのか……!?」 『ソウダ。我の精液ローションで濡れた、お前の淫乱なアナルをこうして……ドンドン指で解してヤル』 俺にそう宣言して、セレニ・ダシュプールは指でアナルを奴成りに解し終わると、遂に巨大な魔物ペニスを何度も何度も……俺の中に穿ち、 蹂躙してきた……。 ―ズチュン! ズチュン! ズチュン! ズチュン! ……ヌプ……ヌププププ……。ズチュン! ……ズチュン! ズチュン! ズチュン!…… 『……啼け! 啼ケ! 啼け! 我ノペニスで狂い善がり啼ケぇ!! …………なのニ……ステア、ナゼ、啼かヌノダ!!??』 「うう、うぁ……ぐ……ぐううぅう!」 そして俺はこの前からの誓い通りの、喘がないように声自体を枕を噛む事で必死に押さえ込んでいた。 もう枕は俺の涎を吸って変色し、唾液でドロドロだ……。 「……!!! く! ぐ、ぐ……!!」 『いい加減、枕を噛むのは止めぬカ……! ステア! ……ハァ、はぁ……!』 そんな強情な俺の姿にセレニ・ダシュプールが………… …………………………………………キレた。 『……ドウシテモ啼かヌなら、魔眼で捕らえて…………即刻、お前の"心"ヲ抉じ開けて善がり狂わせてやる……。オマエの心に、我を受け入れさせてヤルぅうう!!! ステアァアアアアッ!』 「ひぐッ!? ……ッ……ひ、ぎぎぎ……ぃ……! ぎぃ……あああぁああぁあ!あぁあああああぁ………………―――――……………………あッ!?」 ―……………………バチンィン!!!! 血色に輝く、セレニ・ダシュプールの赤い魔性を帯びた瞳に囚われて……俺の頭の……心の……中で何かが………………………… ……………………………………派手に弾け飛んだ。

ともだちにシェアしよう!