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第429話

「うぅっ、いじわる……ッ」 「いじわる?」 「あっあぁ、やら、だめっ……ん゛ーーっ!」  お仕置きだと言わんばかりに、イイトコロを押し込むように何度もぐりぐりされて、目の前に火花が散る。  びくん、びくん、と腰を揺らして絶頂を迎えるが、男根は彼にぎゅうっと握られて吐精することはできなかった。  はあっ、はあっ、と荒い呼吸を繰り返し、ベッドにだらりと体を預ける。 「意地悪じゃなくて、優しさでしょ? ちゃんと慣らさないと痛い思いするのは純だよ」 「だめっ、そこっ、あぁあっ……ゆる、して」  男根をぎゅうっと握りしめたまま、三本目の指が入ってくる。執拗に浅いところを擦られれば、張り詰めた男根がじんじん痺れて、ぽろぽろと涙をこぼした。 「丁寧に慣らしてあげてるのに、いじわるだなんて酷いなぁ」 「ああう……ごめ、なさ……っ、やさし、れす」  嫌だ嫌だと首を振って、唇をぎゅっと噛みしめる。そうしないと意識が飛びそうだった。 「いき、たい……手、はなし…ああっ」 「純は意地悪だなぁ。一緒にいきたいって言ってるのに」 「ひっ、あっ……いっかい、いかせて……っ」 「さっき一回イったでしょ」 「あぅう……もう、いっかい…っ、お願っ、おねがいだから」 「ほんと堪え性がないんだから」  彼は男根を優しく握り直すと、上下に軽く扱いて追い上げる。 「イかせてあげるけど、その代わり最後まで付き合ってね」  その言葉を理解する間もなく、脚をピンッと強張らせ、びゅくっびゅくっと男根を揺らしながら白い蜜を零した。 「あぁっ、待って、イってる、から……あっ、あっあぁ」 「ほら、ちゃんと広げないといつまで経っても入れられないよ」  そう言って彼は三本の指で中をかき回す。ギチギチと窮屈だった中はだいぶ柔らかくなり、今なら彼を受け入れることもできるはずだ。

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