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いじわる彼氏とハネムーン 464
彼もズボンと下着を少しだけ寛 げると、大きくなったそれを俺の目の前にズイッと突きつけてくる。
「舐めて」
「……っ」
優しい言い方だけど、逆らえなくて。おずおずと口を開ければ、硬く屹立 したものが、口腔にゆっくり入ってくる。
しかし、根元まで深く咥えさせられたあと、軽く舐めただけなのにすぐに出ていってしまった。キョトンと首を傾げれば、彼は俺の上に再び覆い被さってくる。
「やっ、せめて慣らしてから……っ」
「違うよ。ほら、一緒に握って」
「え……あっ、ンん」
焦って押し返そうとすれば、その手を掴まれて、正和さんの男根と自分のそれをあわせて握らさせられる。その上から彼の手を添えられて、緩急をつけて上下に動かされた。
唾液が絡んだそこから、ニチャヌチャと淫猥な水音が響いて、凄く厭らしい気分になってくる。いっそう昂 りが増して、なんだかおかしくなりそうだった。
「あ、やっ……これ、変…っ」
「一緒に擦ると……、気持ち、いいでしょ」
扱 いてるのは自分の手なのに、動かしているのは彼で、一人でする時とは全然違う感じがする。彼のカリ首がピアスに引っかかって気持ちいい。
「あっあぁ、ぃく」
ビュクビュクと白蜜が弾けて、腰をぶるりと震わせる。けれど、彼はまだ絶頂を迎えていなくて、そのまま数回扱き上げられた。
「あっ、だめ、イって…あぁっん」
「純……っ」
彼の熱い迸 りを腹部で受け止めると、触れるだけの優しいキスが降ってくる。そのあと、何度も啄むように唇を食 んで、最後にもう一度触れるだけのキスをした。
「なんで……」
「何が?」
体を起こしてティッシュを取った彼が、不思議そうに首を傾げる。
「……正和さんが優しい」
「んー、俺はいつも優しいでしょ」
そんなことない。いつもはとっても意地悪だ。けれど、今日は本当に優しかった。
「調子悪いの?」
「んん? 絶好調だよ」
正和さんは何がおかしいのか、クスクス笑ってそう言うと、俺の腹部も綺麗にしてくれる。
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